つくば市長公式ブログ2019年10月

更新日:2023年03月01日

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つくば市長公式ブログ2019年10月

10月26日 秀英高校設立25周年記念式典

学校の体育館で記念式典を行っている様子を撮影した写真。

つくば秀英高校の25周年記念式典にお招きいただきました。

石川理事長のリーダーのもと、進学の成果を出しつつ、プロ野球選手をはじめ多くのスポーツ選手を出すなど、文武両道を実践しているつくばになくてはならない学校です。実はつくば市役所にもつくば秀英出身者は多く、今年度採用でもなんと4名もいます。これからも卒業生の活躍が楽しみです。

10月26日 おひさまサンサン生き生きまつり

選手宣誓を行っている2人を撮影した写真。

年齢や障害に関わらずみんなが生き生きと、という思いで実行委員のみなさんのがんばりで会場を変更して開催できました。開始前、会場で参加者の方と話をしていると「こっちにも握手!」などと言われて結果としてぐるぐる回ることになりました。あちこちで「若いんだからこれからも頼むよ!」といったお声掛けをたくさんいただきました。みなさん元気ですばらしい。誰ひとり取り残さない、を掛け声倒れにしないように、昨日の大雨でも要支援者には全員電話掛けをしました。これからもみなさんに安心してもらえるようにしていきたいと思います。

10月21日 Global Innovation Challenge2020の開催

「Global Innovation Challenge2020」と書かれた大きなポスターを2人で一緒にもって記念撮影をする男性の写真。

六本木森タワーで記者発表をしました。

この、Global Innovation Challenge2020生活支援ロボットコンテストとは、「障害者生活支援ロボットの実装」をテーマに、筑波地区の旧菅間小学校の体育館を実際の生活環境を模した空間にし、そこを会場として生活支援ロボットの技術開発や製品化の加速を目指すものです。

「トイレに行く」、「入浴する」など、日常生活における様々な活動を想定した10程度の課題ごとに総額1億円の賞金を設定しています(市ではなく協賛企業によって用意されています)。すべての課題が達成されるまでには10年程度見込まれることから、その期間コンテストを継続する予定です。

つくば市でも、スタートアップの創出・支援に力を入れていて、戦略の中にあるつくば版SBIRとも方向性がとても近いものです。上村実行委員長が掲げる「障害者や高齢者がストレスなく日常生活をおくることができるロボットを生み出す」ことを目指すGlobal Innovation Challengeは、世界が抱える社会課題を解決する新たなモデルを提示するというつくばのヴィジョンと思い切り重なります。

国内外からたくさんの研究者がこのコンテストに参加し、障害者や高齢者の生活を劇的に改善するようなロボットが生まれてくることを期待しています。

10月20日 未来構想キャラバン×タウンミーティング

2人の男性が大きな木のイラストを間に挟んで、マイクをもって話をしている写真。

今回のタウンミーティングは未来構想キャラバンの一環として、山崎まちづくりアドバイザーをゲストにイーアスつくばセンターコートで開催しました。

イーアスでの開催は初めての試みでしたが、アンケート回収だけでも50枚ほどありましたので、立ち見や2階、3階のロビーにいた方も含めるとかなり多くの方にお話を聞いていただけたと感じています。

山崎アドバイザーとのクロストークセッションでは、つくば市が現在策定している未来構想についてポイントを説明しながら、まちの未来を創っていく担い手は誰なのか、2030年のつくばはどんなまちを目指すのか、などについて話し合い、未来構想のイメージについて会場の皆さんにも共有していただきました。

初めての試みとして、当日は10時から1階センターコート付近に「2030年の私の夢の木」を設置して「あなたが2030年にこうありたいと思う自分自身の姿やくらしのイメージ」を、木の葉の形のカードに書いて、貼り付けてもらいました。この内容に応じて観客の皆さんに意見を求め、山崎アドバイザーにコメントをいただきながら話を進めました。

山崎さんの話を聞いていつも思うのは、まちづくりは本当に時間が掛かるということ。ポートランドは、住宅地にある小さな公園を作るにも3年も掛けて地域の声をじっくり聞き続けるそうです。まちとしてここまで注目されるまでには50年以上かかっています。

来年1月には、市内全域対象としたタウンミーティングを市役所の会議室で予定していますので、ぜひご参加ください。

10月20日 通訳アプリを活用した11言語での相談対応を開始!

「国際交流室」と書かれた役所の窓口を撮影した写真。

つくば市役所5階国際交流室に「つくば市外国人相談窓口」を開設しました。

つくば市では現在、英語・中国語の国際交流員を配置し、庁内各窓口での英語・中国語の通訳や相談対応を行っていますが、通訳アプリの導入による日本語を含む11言語に対応できます。法務省の外国人受入環境整備の交付金を使いました。これにより、在留手続きや雇用、医療、福祉、出産・子育て・子どもの教育等の生活全般について、多言語で情報提供や窓口等について紹介することが可能となりました。

窓口対応時間:午前10時00分~正午・午後1時00分~午後5時00分
対応言語:英語、中国語、韓国語、タイ語、ロシア語、ベトナム語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、タガログ語、やさしい日本語
導入アプリ:「みえる通訳」(株式会社テリロジーサービスウェア)
場所:つくば市役所5階国際交流室カウンター

  • (注意)電話相談については、現行どおり英語・中国語のみの対応となります。
  • (注意)市役所の外に同行しての通訳は行えませんので御注意ください。

10月20日 神郡塾に講師としてお招きいただきました

屋外の会場に設けられた教壇で、マイクをもってスピーチをする男性の写真。

ばんどう太郎の青谷社長が塾長をしている神郡塾に講師としてお招きいただきました。

7年前に「教育者や経営者としての資質を身につけ、地域や国のリーダー的存在になること」を目指しスタートしたそうです。どうしても欠席できない公務が重なり時間は短くなってしまいましたが、美六山荘の素晴らしい環境でつくばが目指す未来と今取り組んでいる政策について話しました。

午餐会でみなさん共通しておっしゃっていたのは、人と人の繋がり。都内の洗練されたお店で着飾って食事したりするのもいいですが、筑波山麓に抱かれ、研鑽を積む皆さんと地域の食材を囲むことの豊かさは替えがたいでしょう。短い滞在でしたが講演後多くの方から話した内容に共感した旨を伝えてもらえました。これからも志を持った皆さんの自主的な活動どんどん生まれていってほしいです。

10月20日 ポンプ操法競技大会

地域最強の防災力、消防団

屋外で大勢の人が整列している写真。各列の先頭に立つ人は大きな旗と看板を持っている。

今回で70回目を迎えるポンプ操法競技大会。つくば市からは筑波、桜、谷田部茎崎、豊里大穂から11の分団がポンプ車操法の部に参加。みごと筑波支団が準優勝、第3位につくば市谷田部支団が輝き、茎崎、大穂、豊里、桜は惜しくも敢闘賞となりました。

先日、日本列島を襲った台風19号。つくば市では死者・行方不明者ゼロを目指し、関係者の尽力もあってその目標を達成することができました。市内各所で浸水冠水箇所が発生したため、市内現場を見て回りましたが、その現場には必ず消防団の姿がありました。文字通り不眠不休の活動を目の当たりにし、地域の防災は消防団の存在なしにはまったく成り立たないことを強く感じました。消防団の皆さまの生の声は、災害対策本部での情報共有と迅速な対応のベースになりました。

初動が何よりも大事な災害にあって、あらためて地域の防災の要となる消防団の皆さまには感謝しかありません。そしてその消防団の皆さまのご家族のご理解とご支援にも感謝の気持ちでいっぱいです。

10月19日 アートセッションつくば2019 磁場-地場

アート作品を前に手振りを入れながら話をする男性を撮影した写真。

筑波山を望む神郡・臼井地区、平沢官衙遺跡にて開催中の野外美術展、「アートセッションつくば2019」のレセプションに参加しました。

台風19号の上陸で作品の状態が心配されましたが、事前の対策や作家による補修を経て、なんとか持ちこたえました。

レセプションでは、作家の皆様が参加し、作品に込めた思いを述べてくれました。自然、人、地域、アートと、様々なものが影響しあいまさに磁場をつくっています。つくば市が文化芸術の推進のキーワードとして掲げる「アートで編む」を、実践している場といえます。

10月19日 栄市街地でも活性化協議会ができました!

部屋に並べられた机と椅子に腰かける人を撮影した写真。部屋の壁には壁紙が貼られており、その壁紙には活字が書かれている。

しめ縄や打ち菓子の型、長屋門など、多くの資産をまちの魅力としてどう形にするかということが熱心に議論され設立になりました。R8のコンペでも採択された筑波大学の藤田先生によるロゲイニングも説明していただきましたが、もはや可能性だらけという感じがします。今後の展開が楽しみです。

10月19日 小田の火祭り

広場の中央で物を燃やし、燃えている様子を周りから見守っている人々を撮影した写真。

小田城跡歴史ひろばでの「小田の火祭り」に参加しました。小田の地域の方々が地域のためにと3回目の実施、山伏さんたちにより護摩炊きは荘厳で、涙を流している方もいました。私も護摩木に願いを託しお祈りしました。地域の盛り上がりを確かに感じ、「おい市長よ、小田に夜明けが来てるぞ」などとうれしい言葉も聞かせてもらいました。これからこの動きを持続可能なものにできるように市としてもしっかり伴走します。

10月17日 つくば市戦没者追悼式

つくば市戦没者追悼式の様子を撮影した写真。ステージの上に大きな献花台が設けられている。

式典には、多くの戦没者遺族の方々に参列いただき、先の大戦においてかけがえのない命を失ったすべての先人の御霊と、その御家族に対して、つくば市民を代表して心から哀悼の意を表し、献花をしました。

新しい元号となりましたが、時が過ぎても癒えぬ悲しみがあります。上皇陛下は御退位前、「平成の時代は戦争がなかったということが、一番重要だと思います。それは、日本国民が戦争の悲惨さを真剣に考え、対応してきたからだと思います。」とお言葉を述べられました。一方で、世界では、今、対立と分断が深まっています。国を閉じる、自分だけが正しいと思い自分と異なるものを排除する、自分と考えの違うものを徹底的に批判する、などの動きが深刻化しています。そして、残念ながら国内においても同じような状況が生まれています。

私たちには今、上皇陛下のお言葉の持つ意味をあらためて胸に刻むことが求められます。当たり前のように享受している平和と繁栄は、多くの戦没者の方々の尊い犠牲の上に築かれたものであることを決して忘れません。そして、戦後74年が経過し、平和しか知らない世代が増え、戦争を体験された方々が少なくなり、御遺族の皆さんがかけがえのない存在となっています。

つくば市では、持続可能なまちづくりを進める中で、普遍的な価値としての平和を謳っています。先人の上に築かれた平和を次の世代により良い形で引き継いでいくことこそが、今に生きる我々の責任であると考えています。

不戦の誓いと、不断の努力によりすべての人類が共存し平和な世界へ向けての努力を改めて決意した式典となりました。

10月6日 G20グローバルスマートシティアライアンス

たぶん世界初。スマートシティ倫理原則を発表

プロジェクターで映し出された大きな画面の前で記念撮影をしている人達の写真。画面には「G20 Global Smart Cities Aliance」と書かれている。

ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにて行われたG20グローバルスマートシティアライアンスに参加し、つくば市で「スマートシティ倫理原則」を策定したことを発表しました。

今回のセッションでも、また夏に参加した中国大連でのサマーダボス会議でも倫理面に関する議論が多くされていました。世界的に見ても倫理に関する問題はまだまだ方向性が見えないと感じます。だからこそ、地域に技術を社会実装をしていく際の中心は常に市民であるというつくば市としてのコミットメントを示しました。自治体で定めるのは国内初、きっと世界でも初。世界経済フォーラムや登壇者のみなさんも強く関心を示してくれました。G20の枠組みから世界経済フォーラムの須賀千鶴(Chizuru Ruby Suga)さんたちの努力で生まれたこの枠組に、つくばも貢献できればと思います。

10月6日 スポーツ鬼ごっこ

ユニフォームを着て選手宣誓を行っている選手の写真。

つくばリガーレの選手のすばらしい宣誓で始まったデモンストレーション競技、スポーツ鬼ごっこ。私も何度かこどもとやらせてもらったことがありますが、かないません。判断力・コミュニケーション・俊敏さなど、シンプルなルールの中に多くの要素が詰まった競技です。実はつくばは関係者の努力により全国でもトップクラスの位置にいます。この資産を活かすためにも、もっと広げていくために行政として何ができるか考えていきます。

10月5日 つくばクラフトビアフェスト

森のタンブラーと書かれたポスターの前で、コップをもってはにかんでいる男性を撮影した写真。

つくばクラフトビアフェストを開催しました。

各地ブルワリーの極上ビールが揃っていて、控えめに言っても最高でした。実はつくばでも地ビールが欲しい、とずっと思っていましたが、ここで様々な関係者の皆さまと話ができて今後に向けて収穫の多いイベントでした。

さらにSDGsを掲げた「森のタンブラー」を多くの方が使ってくださっていて、それもまたうれしかったです。

10月5日 いばらき国体アーチェリー

屋外の会場で、大勢の選手の前でスピーチを行っている男性の写真。

つくば市では、選手の皆さんはもちろん、関係者の方々にとっても良い環境で競技に集中できるよう多くの時間を費やし、様々な取り組みを行ってきました。しかしこの日は午前中は雨、季節外れの暑さ、そして強風。競技は本当に難しいコンディションの中だったと思います。それでも選手は大変な研鑽を積んできたことでしょうし、入賞した方々の技術はすごいの一言。この大会の経験をもとに次のステップへ進んでいってほしいと思います。

そしてボランティアのみなさんや美味しいつくばのグルメを提供してくれるキッチンカー、競技関連団体など、様々な形で選手たちをサポートしてくださっている皆様が大会を盛り上げてくれていることにも感謝です。

10月2日『筑波会議』

ステージの上に設けられた机と椅子に腰かけている数人の大人を撮影した写真。

「若手研究者版ダボス会議」を掲げる『筑波会議』が開催されました。

永田筑波大学学長のリーダーシップでSDGsとSociety5.0をテーマに、科学と社会の関係を捉え直していくとても野心的な試みです。オープニングでの世界の若手研究者グループの代表によるスピーチをはじめ、多くの科学者が持続可能な世界に対して、危機感を共有し行動の必要性を共有していると感じます。話題になっているスウェーデンのグレタさんの「科学者の言うことを聴いてほしい」というメッセージは多くの科学者に響いているようです。これまでの政策作りは、あまり科学に基づいてきませんでした。筑波会議での議論を通じてつくばの地から具体的な動きが生まれると大いに期待しています。

さらにネットワークセッションをつくば市ホストで開催しました。

筑波会議のテーマがSDGsなので、ここでもフードロスを意識しました。必要なのは具体的なアクションということで、通常用意している食事よりも3割減らしましたが、それでも残ってしまいました。今後さらに改善していきます。つくばのワイン、つくばコレクション認定のお酒やお茶の体験など、世界中から集まった研究者のみなさんによろこんでもらいました。

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