つくば市長公式ブログ2019年5月

更新日:2023年03月01日

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5月31日 「つくば市空家バンク制度」についての協定締結

「つくば市空家バンク制度」の協定締結式に参加した五十嵐市長と茨城県本部の関係者が映る写真

全日本不動産協会茨城県本部と市内の空家等の有効活用を目指す協定を締結しました。全国的に空家は増え、放置され、廃屋化しているケースも多くあります。市では、新たな空家を生み出さず住みたい人とつなげる「つくば市空家バンク制度」を運用していますが、まだまだ登録数は多くありません。この協定により空き家バンク制度をさらに充実させていきたいと思います。

5月30日 大規模水害時の広域避難に関する協定を締結

関係者の男性達が締結書を持ち横並びに映っている締結式の写真

鬼怒川・小貝川下流域大規模氾濫に関する減災対策協議会にて、構成する13市町との間で、住民が市町の境界を越えて避難することを想定した「大規模水害時の広域避難に関する協定」を締結しました。同時に、広域避難に関する基本的な考え方を取りまとめた広域避難計画も示されました。
関東・東北豪雨災害では、1,000人以上の広域避難者を受け入れた経験があるつくば市として、広域避難では周辺自治体との連携が不可欠であり、国、県には円滑に広域避難が実施されるよう発災初期における対応のサポートや市町間の調整していただきたいとお願いしました。「逃げ遅れゼロ」「社会経済被害の最少化」という目標達成に向け、構成機関と協力していきます。

5月29日 G20に向け石田総務大臣がつくば市を視察

黒いスーツの男性達が白いテーブルを左右で囲むように椅子に腰かけ話している様子の写真

石田総務大臣がG20貿易・デジタル経済相会合に向けて、市内の県立並木中等教育学校や会場のつくば国際会議場を視察に来市され、大井川県知事とともにお迎えをしました。

石田総務大臣は総務省内に「地域力強化戦略本部」を立ち上げ、「Society5.0時代の地方」をキーワードとして革新的技術の実装例や導入支援策を地方の首長の皆さんたちと共有し、意見交換するための総務大臣メールを配信するなど、市長経験者ならではの手腕を発揮されています。

つくば市はその総務大臣メール中で「RPA行政事務を効率化」で取り上げていただきました。今回はRPA以外にもブロックチェーンを用いた投票実験の取組について紹介しましたが、石田大臣からは「つくばがG20の開催地として最もふさわしい」と評価をしていただき、また、今後の方向性として、人工知能導入による雇用問題への対応やSDGsへの貢献のお話を伺いました。10日を切ったG20貿易・デジタル経済相会合に向けて、最後の調整をしていきます。

5月27日 深圳市訪問団との意見交換会

深圳市訪問団との意見交換会で撮影された関係者と五十嵐市長の集合写真

深圳(しんせん)市の艾(あい)副市長をトップとした訪問団が来庁してくださいました。深圳市とつくば市は友好都市締結15周年を迎え、2週間ほど前には「国際友好都市との深圳スマートシティ・フォーラム2019」に毛塚副市長が参加して、各国の市長・副市長と意見交換をしました。

艾(あい)副市長は今年建設を開始した「深圳市科光明科学区」を担当。2025年までに世界レベルの科学の街の中枢機能を形成する計画とのことです。行政が資本を集中投下し、市民生活への実装を最初から視野に入れているとのこと。おそらくものすごいスピードで進んでいくでしょう。つくばもかつては国の大規模な投資があったのですが、社会実装の点で遅れをとりました。今が重要なとき、友好都市からも学びながら進んでいきます。

5月26日 谷田部地区タウンミーティング

大勢の市民を代表して白い服のマイクを持った男性が五十嵐市長に向けて話している様子の写真

谷田部地区タウンミーティング。手元の温度計でも34度という中だったので、説明は短くしてテンポよく質問を受ける形にしました。やっぱり交通の話題が多くて、バスの改編で非常に助かった!という声と、うちの近くは通ってなくて困る!というお叱りの声。今回の改編では予算も増額してがんばったけどすべてを公共交通でまかなうことは申し訳ないけど不可能なので、今後は地域の有志による福祉有償運送などのアプローチと、先日行った自動運転車いすの実装などのテクノロジーによるアプローチの両方を進めたいと話しました。地区相談センターの職員も全員参加してくれました。地域の声を密に聞き続けます。

5月26日 倉掛地区・新センターを祝う会

倉掛地区の新センターを祝う会への参加者と一緒に映る五十嵐市長の写真

倉掛地区の「新センターを祝う会」。山中区長はじめ地域のみなさんの創意工夫でとても魅力的な場所になりました。なにしろ、工事をプロポーザル方式でやるという気合の入れ様ですから。早速このセンターでいろいろなつながりや新しいサークルなどが検討されてるようです。いつも言っていますが、年に1回使うか使わないかわからない巨大な建物よりも、歩いていける距離の使い勝手のいい場所のほうが、地域の持続可能性にはるかに重要。いい使われ方になるのが楽しみです。

5月26日 野草を食す会

「コミュニティハウス 和(わ)」で料理を食べる五十嵐市長の写真

茎崎の「コミュニティハウス 和(わ)」で開催された「野草を食す会」。

地域のみんなの拠り所として世代を超えてどんどん人が集まってきます。野草の天ぷらそばはもちろんすごく美味しかったんですが、去年近くにひきこもりのみなさんが集える場所としてボードゲームバー「でれすけ」を始めた木本さんたちが参加していてお話できたよかった。小原会長たちとも食事をしながらいろいろ話したのですが、茎崎は包摂という意味でも学ぶことが多い場所です。

5月26日 全国障害者スポーツ大会リハーサル大会(バスケットボール・アーチェリー)

車椅子に乗りながらバスケットボールの試合を行っている様子の写真

第19回全国障害者スポーツ大会の車いすバスケットボールのリハーサル大会。いよいよ本大会まで4カ月ほどとなりました。この大会でいろんな課題を出して、選手のみなさんにもフィードバックをお願いしました。私も以前体験したことありますが、トップ選手たちの迫力は桁違いです。車いす同士が激しくぶつかる音が会場に響きます。もっと多くの人に見てもらいたい!

車いすバスケに続き、障害者アーチェリーのリハーサル大会。選手宣誓は市役所職員の豊島さん。手話による選手宣誓でしたが終えたあとアーチェリー協会の中川会長が「眼の前で宣誓されると、まるで言葉が聴こえてくるようだった」と言っていたのが印象的でした。これまでも茎崎運動公園では大会を開催していますが、今日は直接勤務でないはずの公園施設課の職員まで芝の状態チェックのために来てくれていました。国体推進課職員もいよいよ追い込みで連日がんばってくれています。みんな、アスリートに少しでもいい環境を提供しようと、そしていらしてくださったみなさまに気持ちよく過ごしてもらおうと全力です。

車椅子に乗って弓矢を持ってアーチェリーを行ったり、立って弓矢を持ってアーチェリーを行っている大会の様子を撮影した写真

5月26日 学校教育専用バスの新車両お披露

つくば市のイメージキャラクターのフックン船長が描かれたラッピングデザインが施されているバスの新車両の写真

竹園東幼稚園で新車両バスのお披露目をしました。今日は幼稚園の園児たちが小貝川ふれあい公園に遠足に出かけるために、さっそくこの新車両バスを利用するとのこと。

ラッピングデザインはつくば市のイメージキャラクターのフックン船長を配したもので、フックン船長が未来に向けてジャンプしている姿が描かれています。筑波大学の芸術専門学群出身の市職員の広報戦略課の中林主事がこどもたちに親しみやすく、愛着を持ってもらいたいという思いを込めてデザインしたものです。

幼稚園の園舎から手をつなぎながらバスが待つ駐車場に出てきた園児たちは、フックン船長のラッピングを見てとても喜んでいました。今後、校外学習などの移動手段として活躍しますので、見かけたときはぜひこの新車両バスのデザインに注目して見てください。天気も最高で、遠足ついて行きたかったさ。

5月24日 豊里長寿大学の開級式

豊里長寿大学の開級式で関係者の前でマイクを持ち話している五十嵐市長の写真

豊里長寿大学の開級式。この素敵な名前の大学は、豊里地区在住の65歳以上の方々で構成されています。代表者は学級委員長という名前の役職となっていて、懐かしさも感じます。鈴木末吉委員長はじめ、約200名の会員の皆さんがいて、元気はつらつで、何よりとても仲が良い。豊里地区の地域のまとまりの良さを感じます。

開級式では、つくば市が取り組んでいる健康づくりや居場所づくりなどの高齢者施策を中心にお話させていただきました。人生100年時代と言われています。高齢者の皆さん一人ひとりが生きがいのある楽しく豊かな人生を送ることを目的とされているこの豊里長寿大学は、まさにマルチステージとなる高齢者の生活の中で重要な役割を果たしてくださると思います。今後も豊里地区の高齢者の皆さんの元気の源として続けていただきたいです。

5月22日 茨城県圏央道沿線地域産業・交流活性化協議会

茨城県圏央道沿線地域産業・交流活性化協議会で黒いスーツを着た眼鏡の男性がマイクを持ち話している様子の写真

この協議会は、圏央道沿線市町村の活性化を図るため平成19年に発足、茨城県宇野副知事を会長とし、県内の圏央道沿線自治体や関係団体で構成されています。

圏央道は、茨城県内で全線開通していて、沿線では企業工場立地が進んでいます。宇野副知事から、昨年茨城県は全国でも工場立地面積、県外企業立地件数で全国1位になり、そのうちの65%が圏央道の開通効果もあって、県南地域に集中している状況という話がありました。茨城県では、企業誘致について工場立地だけでなく、成長分野の本社機能や、研究開発施設機能を積極的に誘致したいと考えていて、補助金含めて積極的に誘致に努めていると説明がありました。

つくば市に立地いただいたオートリブ株式会社の六車さんの講演もありました。オートリブ株式会社は、今年4月につくば駅前のライトオンのビルに研究開発拠点を設けた企業です。自動車のシートベルトやエアバックといった安全部品の企業であり、全世界のシェアの1/3を占めている大企業です。こういった企業がつくば市を選んでくれた…ことは大変ありがたい。

今後も県はじめ、近隣自治体、関係団体の皆さんと連携し、都心や成田空港から1時間圏内という好立地や知が集積するつくば市の強みを活かしながら誘致のアプローチを広げていきます。

5月22日 筑波地区遺族会総会

筑波地区遺族会総会で登壇して話す薄いグレーのスーツを着た男性と関係者が映っている写真

筑波地区遺族会総会にお招きいただきました。

上皇陛下がご退任前に「平成の時代は戦争がなかったということが一番重要だと思います。それは、日本国民が戦争の悲惨さを真剣に考え、対応していたからだと思います」というお言葉を述べられました。その一方で、世界の指導者たちにはこれまでの関係性を閉じる方向があり、国内でも国会議員が信じがたい発言もある。

国会議員の件の発言は極めて例外的であると思いますが、国民のほとんどが戦争を知らない世代になっていることは事実です。戦争は外交の失敗であり、努力をしなければ守れません。だからこそ戦争の悲惨さや平和の尊さを学ぶ上で、遺族会の皆さんの存在は、大変重要です。総会の挨拶の中でも、どうか皆さんに起きたことを次の世代に伝えていっていただきたい、とお願いしてきました。

5月21日 ICT活用全国首長会議

プロジェクターの横でマイク越しに話している五十嵐市長の写真

都内で行われたICT活用全国首長会議で「RPA活用による自治体業務イノベーション」と題して講演しました。講演後は、三条市の國定市長とともに庁内における業務改革ICTの活用方法などについてトークセッション。國定市長の強いリーダーシップをガッツリ感じました。

研究学園都市であるつくば市は、これまでに国から莫大なお金が投入されて作られました。言い換えれば皆様の貴重な税金のおかげで今があります。なので、丁寧なプロセスは踏みながらも最新技術を活用し、新しい取り組みを進めながら市民の生活をより良くしていくこと、そして世界に好事例を示していくことが使命です。こういう場でそれが少しでもできればと思っています。

5月21日 つくばインターナショナルスクールの成果発表会

つくばインターナショナルスクールの成果発表会に訪れている沢山の市民の方々が映っている写真

今年のテーマはSDGs。生徒たちはSDGsに関する問題を取り上げ、それぞれの視点で解決のために探求していました。海を漂うプラスチックごみや光害による野生生物への悪影響、こどもの貧困、動物虐待について、男女格差について、どれも取り組むべき課題です。「どうしてこの問題を取り上げたの?」と聞くと、「海が好きだけど汚されていることをニュースで見たから」とか「動物が好きだけど環境破壊で絶滅しそうになってると知ったから」など、多くの生徒が「自分の好きなもの」について考える中で、問題を見出しているようでした。

発表ブースには、冊子やキーホルダーなどが用意されていたり、ごみの分別を体験することができたり、実際に海岸に落ちていたごみを展示していたり、発表方法もこどもならではの工夫がなされていました。未来を担うこどもたちが、SDGsについて考え、発信していること、とても素晴らしい。全部のブースでじっくりお話しができて、とても楽しい時間でした!

5月20日 吉沼駐在所オープン!

吉沼駐在所オープンに合わせて就任する中村巡査部長と白いジャケットを着ている笑顔の女性が映っている写真

もともと吉沼に駐在所ができたのは明治21年。なんと133年前に開設されたとのこと。133年間にわたって、歴代の警察官の皆さんには、地域の皆さんと密にコミュニケーションを取りながら、地域の治安維持に尽力いただいてきました。新駐在所に勤務する中村巡査部長は第48代目とのこと。行政でできることには限りがあります。警察の皆さんの専門的な知識、いざという時の力をお借りしながら、市民の安全と安心を守っていきたいと思っています。
吉沼駐在所には、地域の拠点や安全センターのような機能をもつ応接室ができたとのことですので、私も近くを通ったら寄らせていただきたいなあと思っています。地域の拠点としてのさらなる活躍を期待しています。

5月19日 タウンミーティングスタート!筑波地区から!

パイプ椅子に腰かけている大勢の市民の前でマイクを持って話している五十嵐市長の写真

2019年度も、今回の筑波地区を皮切りに市内6地区にお伺いし、市民の皆さんとのタウンミーティングを開催します。この日は旧筑波東中のスローマーケットで買った「みんなの登校日」Tシャツで行いましたが、多くの質問やご意見が出て盛り上がりました。

世代を問わず、シニアの方々から学生、お子さん連れなどなど、幅広い年齢層の方々の参加をお待ちしています。直接言いたいことがあるという方も、どんなもんか話を聞いてやろうかという方も、どなたもぜひお気軽にご来場ください!

5月19日 北条スローマーケット

北条スローマーケットを訪れ両手に紙を持っている五十嵐市長と帽子をかぶった女性が「北条スローマーケット」の青い旗を持っている写真

旧筑波東中で開催されたつくばスローマーケット、すばらしい空間でした。

環境やスローな生活を意識した作家の思いの詰まった作品が並んでいて、すごく多くの人で賑わっていました。スローマーケット実行委員会と、北条まちづくり振興会のみなさんの連携で実施されましたが、今後の東中跡地の活用に多くのヒントがありました。市役所の周辺市街地振興室の吉岡さんも自ら駐車場整理、ジオパークの伊藤室長もがんばっていたり。市も跡地活用を地域のみなさんと一緒に考え動いていきます。

5月19日 並木交流センターまつり

エプロンを付けた女性が壁に貼られている紙を指さし、それを見ている五十嵐市長の写真

並木交流センターは数ある交流センターの中で唯一お祭りを開催しています。

今年でなんと36回目。

絵画や書道の発表に加え、食育やお茶の一服、さらにはつくば市が進めているプラゴミについてのクイズも(1問間違えてしまった。)。こうしたつながりが豊かな地域文化になっていくんだということをあらためて感じます。

5月18日 リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019茨城

リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019茨城での様子を撮影した写真

「がんとの戦いは24時間眠らない」「孤独で不安な夜をともに歩いてがんと戦う勇気を分かち合う」という取り組みのリレー・フォー・ライフ、今年で10周年です。

サバイバーが勇気づけられ希望を手にするとともに、がんについて知るきっかけになればと思います。集合写真で私が持っているのは、自らも罹患しながら、がん患者と支える人たちのための居場所「マギーズ東京」を設立した鈴木 美穂さんの『もしすべてのことに意味があるなら』。一人でも多くの方に読んでもらいたいすばらしい本なので挨拶でみなさんに紹介しました。

5月18日 つくばブロック保育協議会総会

つくばブロック保育協議会総会の様子を撮影した写真

滋賀県の車の事故に続いて、千葉では公園に突っ込んできた車からこどもを守るためにとっさに保育士が体を投げ出したという記事を読んで言葉が出ませんでした。それくらい、日頃から文字通り命がけでこどもを守り育てる仕事をしてくれている保育士のみなさんに、行政は、あるいは社会はちゃんと応えているのかなと自問します。そして課題である保育の量と質の双方の確保のために、つくば市では独自の民間保育士のみなさんへの助成(今は珍しいものではなくなりましたが)と合わせて「保育の質のガイドライン」を現場の保育士のみなさんと一緒に作りました。未来を育てる尊い保育士の仕事により多くの人が就きたくなるように環境を整えていきます。

5月18日 春のセンター地区花壇づくり

市民の方と一緒に花壇を作っている五十嵐市長の写真

恒例行事ですが、今年はG20貿易デジタル経済大臣会合、国体・障害者スポーツ大会と多くの方がいらっしゃるのでセンター地区を気持ちよくきれいにして迎えたいです。

最近の挨拶では「国体・障害者スポーツ大会でつくばでやる種目知ってますか?」クイズをやってます。全部で8種目あるんですが、みなさんご存知?

5月17日 デジタルシティTSUKUBA2019

〜データを活用した持続可能なまちづくりのために〜

プロジェクターの横でマイク越しに話している川島先生の写真

6月にG20貿易・デジタル経済大臣会合がつくばで開催されることを機に今後の地域におけるデータ利活用を推進することを目的として国の動向や先進事例の紹介、パネルディスカッションを行いました。どういう意図を持って事業に取り組むかによって大きな差が出るし、何もしなければ置いていかれてしまうこの分野は、つくば市が筑波研究学園都市としてリードをしなければと思っています。

基調講演で、現在つくば市で情報政策課顧問として活躍いただいている川島先生に登壇いただきましたが、オープンデータのアイディアソンや自動の非識別化加工、AED配備のEBPMなど、データを使った様々な施策についてアドバイスをいただいています。テクノロジーを社会実装することで『世界の明日が見えるまち』につながりやすいテーマですので今後も積極的に進めていきます。

5月15日 G20大臣会合開催記念ゼミ「世界の経済を考える」

G20大臣会合開催記念ゼミで出された課題の一例が書かれた写真

G20大臣会合開催記念ゼミ「世界の経済を考える」と題して高山学園つくば市立高山中学校で実施した貿易ゲームを視察しました。

貿易ゲームは、各チームを国に見立てて、国家間の貿易を疑似体験するシミュレーションゲーム。生徒たちは各班に別れ、不平等に配られた国の資源に見立てた紙と、国の工業力に見立てたはさみなどの道具が使って、指定された製品(直径9cmの円など)を製造し、「マーケット」で販売することで利益をあげるという形で競い合いました。

紙や道具は班ごとに配布内容が異なっているので、ある班は紙がたくさんとえんぴつだけ、ある班は紙が少しとはさみ2つなどのように偏りがあり、最初戸惑う姿が見受けられましたが、徐々に紙が多い班は、紙とはさみを交換するなど班同士での交渉が始まり、活発な活動の様子を見ることができました。ゲームの途中では、3倍のレートで取引できるピンクの紙や、国際援助としてはさみが支給されるなどのやりとりも出現。大いに盛り上がっていました。

ゲーム後の先生からの講評では、ゲームを通して生徒たちが様々な工夫をしていた様子から、「こういった工夫をみんなで集まって話し合える場があったらいいよね」とG20茨城つくば貿易・デジタル経済大臣会合の意義を生徒たちに話していました。こういった取組を市内全校で実施し、身をもって体験することで生徒たちの興味を呼び起こすきっかけにしていけたらいいなと思っています。

5月14日 茨城県宅地建物取引業協会との意見交換

取引業協会との意見交換に参加し、眼鏡をかけた男性と協定書を持っている五十嵐市長の写真

市役所で公益社団法人茨城県宅地建物取引業協会土浦・つくば支部のみなさんと意見交換を行い、要望書を受け取りました。実は以前いただいた要望については国の農業関係の規制が関係していたところだったので、当時農水政務官をやられていた上月 良祐参議院議員にご相談をしたところ趣旨をご理解いただき、大変なご尽力で制度改善に至ったこともあります。宅建協会のみなさんは地域経済の最前線にいて動きを敏感に感じ取るなかで、つくばの声から全国の制度が動いた事例でもあります。

また、協会としての要望以外にも、会員のみなさんから、公共交通の充実と高齢者の免許返納、リサイクルやアパート・マンションのごみ置き場の不法投棄問題などの日常生活の話題から、今後の人口推計や地域の産業構造についてなど、とても広範囲で有意義な意見交換ができました。さらに、会員の皆様から個人的に「つくばこどもの青い羽根基金」に寄付もいただきました。今後も宅建協会のみなさんからのお力をいただきながら、長期的な視野に立ったまちづくりを進めたいと思います。

5月8日 G20デジタル経済作業部会昼食会

参加者の女性の職員と映る五十嵐市長の写真

G20メンバー国のデジタル経済分野を担当する幹部職員が集まり、作業部会がつくば市で開催され、山水亭で昼食会。開催地市長として挨拶しました。

つくば市は国が巨額を投じて建設した我が国最大の研究拠点であり、つくばのミッションは科学技術で人類に貢献することです。SDGsの目標達成に向けて街を実証フィールドにして、スマートな技術の改良に取り組んでいることなど、つくば市のPRを兼ねて紹介するとともに、G20の成功に向けて、全力でサポートすることを約束しました。挨拶後、つくばの取り組みに関心を持ってくれた多くの国のみなさんがいろいろ質問しに来てくれました。

昼食会でのおもてなしとして、茨城県産の魚介類、常陸牛、つくば鶏、常陸秋そば、霞ケ浦蓮根などが振る舞われみなさん大満足。さらにユネスコ無形文化遺産「結城紬」着付け体験ブースが設けられ、着物を着て庭園を散策する趣向が大変な人気で行列ができてました。

本番の大臣会合開催まであと1カ月となりました。つくば市の魅力を国内外に発信する絶好の機会ですので、未来につながるレガシーを創出するために、これからどんどん機運を上げていたいと思います。

5月7日 スイス陸上女子リレーチーム訪問

スイス陸上女子リレーチームのメンバーと五十嵐市長や関係者の集合写真

「IAAF世界リレー2019横浜大会」に出場するため、筑波大学で事前合宿を行っているスイスの陸上女子リレーチームを訪問しました。

つくば市は、茨城県、筑波大学と共にスイスオリンピック協会(SOA)と東京オリンピックの事前トレーニングキャンプについて合意し、昨年スイスのローザンヌで基本合意書を締結しました。今回は、初めての事前合宿。筑波大学やその学生が選手をサポートしていて、選手の皆さんも学生との交流を楽しんでいるとのこと。今年の2月にはスイスのホストタウンに認定されましたし、これをきっかけにつくばとスイスの交流を深めていきたいと思います。スイスチームからメダリストや素晴らしい記録が生まれることを楽しみにしています。

5月6日 教頭主任会

教務主任の先生方の前で挨拶する五十嵐市長の写真

校長会、教頭会と続き、小中学校の先生方の最終シリーズ、教務主任会。現場の先生方と管理職の中核を担われている教務主任の皆さん、当然のことながら、学校長会、教頭会より年齢層が若く、雰囲気もまたちがいます。

この場もご要望をたくさん伺いました。働き方改革に関連して保護者との連絡体制の提案やOA機器の更新など地味ながら幅広意見交換をすることができました。いただいた意見を教育局と共有しながら、できることはスピーディーに、すぐにできないことは協議しながらより良い教育環境の整備を進めていきたいと思います。

5月6日 つくば市PTA連絡協議会(市P連)総会

スーツ姿の男性が壇上に立ちマイク越しに話している様子の写真

つくば市PTA連絡協議会(市P連)総会。市P連からは、毎年、教育環境や学校施設等に関する要望をいただいています。今まで回答がきちんとされていないこともあったようですが、市長就任後は、できる限り中身のある回答をお返ししようと努めてきました。総会の中でもいくつか紹介しました。

特別教室等へのエアコン設置

全小中学校の普通教室は設置完了、今後、特別教室についても計画的に設置を検討。

防犯カメラ・インターホン設置、トイレ改修

学校との相談、現状確認の上、計画的に実施予定。

プールの改修

危険性があると判断したものは改修に着手。

フェンス・ブロック塀の改修

緊急点検を指示。危険性のあるものは撤去、また、フェンスの新設等を実施。今後も随時点検を継続。

通学路の整備・安全対策

毎年、学校・警察・関係機関等との合同点検を実施。市で対応できないものは県や警察へ要望。

ICT機器・環境の整備

全中学校教室に電子黒板を配置。小学校も効果を検証しながら整備予定。

また、PTAの皆さんにもいくつかお願いをしました。現在、教育長、教育委員、学校の先生方と議論を重ねている、つくば市の教育の理念を掲げる「つくば市教育大綱」の策定について、今後実施を予定している保護者の皆さんとの意見交換と、先生方の働き方改革についての協力です。

特に先生方の働き方改革については、昨年、リクルート・東京学芸大学との共同で、教員の働き方に関するアンケートを実施したところ、つくば市でも先生方の長時間労働が浮き彫りになりました。その対策として教育局内にプロジェクトチームをつくり、労働環境の改善に取り組んでいく予定です。先生たちがこどもたちと接する時間を十分に確保し、結果としてこどもたちが楽しく、通いたい学校としていくためにも、先生方の労働環境の改善は不可欠です。保護者や地域の皆さんのご協力なくして推進することはできませんので、どうぞご協力をよろしくお願いします。

協議会の写真

5月4日 春の北条市

消防隊員や住民の前で道路に立ちマイクを持って挨拶している五十嵐市長の写真

春の北条市にお招きいただきました。

北条まちづくり振興会の坂入会長を始め、北条商店街、地域の皆さんの尽力で毎年開催されているイベントです。こういう日頃の関係性がいざという時の防災の力にもつながり、持続可能な地域を作っていくきっかけになると思います。 地域でのつながりも大事ですが、家庭でのつながりも大切にしないと思い4番目の子を連れて参加し、親子で楽しませてもらいました。

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