つくば市長公式ブログ2018年01月

更新日:2023年03月01日

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1月31日 つくばロボットフォーラム2018

テーマ「ROBOT×まちづくり=?」

プロジェクターで映し出された大きな画面の前で、落合陽一氏と市長は対談を行っている様子を撮影した写真。

アイザック・アシモフは「今日一番嘆かわしいのは、社会が知恵を得る前に、科学が知識を獲得してしまうことだ」と言いました。今から何十年も前に。果たしてこの言葉に今の日本社会はなんと答えるでしょう。
そんな思いで、霞が関イイノホールにて、つくばロボットフォーラム2018を開催しました。参加者募集開始から3日で定員を超える申し込みをいただき、当日もほぼ満席という中、ユニバーサル未来社会推進議会の鈴木会長からご挨拶をいただきスタートしたフォーラム。
基調講演ではDeNAの中島氏、筑波大学の大澤先生より、自動運転についての取り組みや、そこから派生してどのような未来が描いていけるのかについてお話をいただき、警察庁の藤本氏から現在の法規制やこれまでのモビリティロボットの歩みなどをお話いただきました。
その後、現代の魔法使いこと落合陽一氏と私で対談。今は屋内で稼働するロボットの実験に力を入れているとのこと。今後高齢化が進んだときに必ずや直面する、移動手段や運搬手段の問題に、ロボットや自動運転が社会介在してくることの真の意味があります。
実際につくば市内で起こっている問題をいくつか話題にしました。例えば、高齢化が進む筑波山地域でおばあちゃんから「坂道でゴミ捨てに行くのもう大変」と相談があったりします。それこそ自動運転のロボとかで捨ててもらえばいいんですが、技術的には可能でも道路交通法などがあって今はできません。

リスクと利便性を天秤にかけたときどうすべきなのか。リスクをゼロに近づける努力は必要ですが、ゼロにするためのコストはとてつもなく高い。リスクばかりに目を向けてはイノベーションは図れません。考えうるリスクを最大限排除しつつ、実証を進め、成果を残していくことが社会実装への近道だと考えています。それで、落合さんにもしつくば市長だったら何をする?と聞いたら、「筑波大をMIT並にしたい」と。
パネルディスカッションでは日刊工業新聞社のロボット記者である石橋氏がファシリテーターとなって、東京急行電鉄の東浦氏、産総研の比留川先生、京都府与謝野町の山添町長、株式会社Doogの大島氏、そして毛塚副市長により、実際のニーズや現状直面している規制などの課題について熱い議論が交わされました。
ロボットの社会実装へ向けて、課題が山積していることを再認識する機会でしたが、人やモノの移動に関する話題を中心として、今後の「ロボットのまちつくば」を描いていくうえで大変参考になるフォーラムになったと思います。これまでの実証実験で培ってきた経験を生かして、つくば市がフロントランナーとしてつくばから人とロボットが共存する社会を切り開いていけたらと思います。
思うのは、既存の法の規制緩和では限界があるということ。みんな規制緩和のための努力に疲弊してる。新しい概念であるロボットに対しては、「ロボット法」体系が必要だと思う今日このごろ。何しろ道路交通法は昭和35年とか、自動無人運転ができない根拠のジュネーブ条約は1949年とかです。ロボット想定していません。それが知恵を出すということ。
そんなこんなですが、つくば市と一緒にロボティクスで社会課題を解決しませんか?企業のみなさま、研究者のみなさま、是非お声かけください。

プロジェクターで映し出された大きな画面の前で、6人が座って発表を行っている様子を撮影した写真。

1月29日 つくば青年会議所第12回通常総会

市長はつくば青年会議所第12回通常総会で壇上に講演を行っている様子を撮影した写真。

赤塚剛新理事長からのあいさつでは, 「再団結~信頼し合える仲間との運動が一つの和となり, 先進都市つくばへ~」というスローガンを掲げた力強い所信表明がありました。
日本青年会議所(JC)の機関紙「WE BELIEVE」の1月号で, 池田JC会頭とアウトドア用品製造販売のスノーピーク山井社長との対談が掲載されています。山井社長がJCに入会した際に「JCって何をするんですか?」と先輩に聞いたら「要は君が市民になるということだよ」と答えが返ってきたそうです。
解釈はいろいろできるのでしょうが, まちのこと全体を思い, 自ら行動しサービスを提供する側になり貢献する活動ということでしょうか。もちろん, それをしないからといって市民じゃないということは決してありません。ただ, 行政でできることにも限界がある中, できる人ができる形で活動をしていくことはとても重要。
JCはまさにそういう集まりだし, つくばJCの活動は高い評価を得ています。私も会員としてもできるだけのことをしたいと思います。

1月29日 御礼

株式会社アゲルと水戸信用金庫からデジタルカメラをいただきました

5人の男性と市長はデジタルカメラ寄贈式で記念撮影をしている写真。

水戸信用金庫が発行する学校寄附型私募債「しんきんCSR私募債『輝く未来』」により、株式会社アゲル様と水戸信用金庫様から松代小学校にデジタルカメラ8台を寄贈いただきました。
なぜ松代小なんですか、とアゲルの八十岡社長に伺ったら「アゲルがつくばに本社を移して最初に手掛けた大型案件が松代小近くの分譲地で、自分たちの今の基盤がある。保護者のみなさんにも家を建ててくれたお客様がいる。そういったところに少しでもできることをしたかった」とお話をされていました。急速に事業を拡大されていても、これだけ地に足が着けて営業をされているからこそ信頼も多く紹介を呼ぶのでしょう。組織を経営するものとして大変勉強になりました。
いただいた防水・防塵のデジタルカメラは授業での人気も非常に高いモデルだそうです。様々な授業で使い、地域のあらたな魅力を記録・活用していって欲しいです。

1月27日 障害者サッカー体験教室

アンプティサッカー、ブラインドサッカー、ロービジョンフットサル

障害者サッカー体験教室の子どもたちと職員たち一緒に記念撮影をしている写真。

セキショウチャレンジスタジアムで「障害者サッカー体験教室」を開催、私もフルで参加してきました。
今までは人権啓発事業として講演会をやってたんですね。それで、講演会ももちろんいいけど本当の意味で他者の状況や気持ちなどを知るには実際に体験してみることだと思い、体験型のイベントにしてもらいました。たくさんの親子にまざってアンプティサッカー、ブラインドサッカー、ロービジョンフットサルを体験。
アンプティは、上肢または下肢がない選手がプレーするサッカーです。フィールドプレーヤーは下肢、ゴールキーパーは上肢切断者が担当。フィールドプレーヤーが実際に試合で使うクラッチという杖を両手に持っての体験。とにかく腕に相当の負担がかかって筋肉痛。
ブラインドサッカーは、ゴールキーパー以外は選手がアイマスクを着用し、音が出るボールを使ってプレーします。私もアイマスクを付け、付き添いのパートナーとゴール裏のガイドの声をたよりにミニゲームを体験しました。どこにボールがあるのか、実際にどこに蹴ったのか、また近くに人がいるのかなど把握するのがすごく難しいし、ぶつかる怖さもあります。付き添いは通常の試合ではもちろんついてない。サポートのありがたさをひしひしと感じました。
ロービジョンフットサルは、以前技術大で体験しましたが、弱視の選手がプレー。見え方には様々な障害があります。限られた視界やぼやけた視界、片目だけの視界など、着用するゴーグルによって様々な視界を体験することができました。中でも0.01の視界は、視界がぼやけるほか、遠近感もはっきりしないためボールを蹴ることも難しい。参加者も何度も空振りしていました。
イベントでは、実際に全盲や視力障害のある選手が講師として参加してくれたんですが、みごとなプレーの連発です。実際に体験しているから、それがどれほどすごいことなのか身にしみて実感するし、努力の賜物だということがよくわかる。そうすると、明らかに見方が変わる。もはや尊敬の眼差し。同じ環境の体験をしたからこそ、いかに彼らがすごいことをしてるかを実感し、差別とか偏見とかあり得ないと感じる。障害者スポーツ施策は私の公約でもあるけど、こんなふうにスポーツを通して交流が生まれることで理解が深まればと思います。
ご協力いただいた茨城県知的障がい者サッカー連盟、Avanzare(アヴァンツァーレ)つくば、FC SFIDA(スフィーダ)つくばの皆様に、また、スタッフとして茨城YMCAの皆様、ありがとうございました!

障害者がサッカーをしている写真
障害者がサッカーを体験している写真

1月25日 山崎アドバイザー講演会

タイトル『COMPACT CITY PORTLAND』

山崎アドバイザー講演会でプロジェクターで映し出された大きな画面の前で、講演を行っている様子を撮影した写真。

全米で住みたい街NO.1ポートランド市の開発局職員として、まちづくりに直接携わってきた山崎満広氏。今年度から市のまちづくりアドバイザーとして手腕を発揮してもらっています。

今回は、まちづくりの手法、成功事例などこれまでの経験に基づく講演をお願いしました。会場には一般の方が100名、職員が50名集まり満席。来場された方に聞いてもものすごく満足度の高い会になりました。あらためて印象的だったのは、とにかく時間を掛けてまちづくりをするという点。ワークショップなどで最初に大変でも数年掛けてじっくり絵を描くことで資産価値が上がっていくことをみなが理解している。時間が掛かりすぎてそこから引っ越してしまう人もいるとのこと。徹底してますね。

タイトルは『COMPACT CITY PORTLAND』

  • 造船業が盛んだった1970年代のポートランドは大気や河川が汚染され廃れ始めた
  • 40年後、全米で最も環境にやさしい、最も住みやすい街に生まれ変わった
  • 都市デザイン・コンセプトは健康的で自立的に持続可能な地区
  • コミュニティワークショップなどで市民の意見を取り入れて官民共働でまちづくり
  • デザインの目標は4つの「C」 Continuity(連続性)、Connectivity(連結性)、Community(コミュニティ)、Culture(文化)
  • 川沿いのハイウェイを撤去し一部を緑地公園、街中心部の駐車場を広場にするなどパブリックスペースを積極的に整備
  • 路面電車などの公共交通や自転車道などを整備してCO2削減
  • 通り沿いの建物の1階はガラス張りにしウインドショッピングやカフェを設置エンガワ(縁側)空間をつくり歩きを楽しめるように
  • ファーマーズマーケット、地ビールやワインなど地元の産品・製品を積極的に購入し地産地消で地元の経済を潤す
  • 綺麗な街で住民が楽しく幸せに暮らす姿を見て人が集まる→全米で住みたい街No.1

質疑では、つくばのまちをどのように変えていくかとの質問に「それはみなさんが決めること、他を真似する時代は終わった。つくばの強みを生かしたデザインを」と。また、中心市街地活性化の課題について、「百貨店がなくなったのは百貨店で買う人がいなくなったから。多様性の観点で考え、急ぎではあるが街の顔として次世代に残すようじっくり考えることも必要」との話しがありました。
講演は夕方からでしたが、山崎さんには朝早くから打ち合わせ、昼食も一緒でたっぷりと意見交換をしました。休憩もあまり取れない非情なスケジュールでしたが、パワフルにこなしていただき、様々な見識と適切なアドバイスは頼もしい限りです。
つくばのまちづくりは課題山積、さらに中心市街地は待ったなしなので、アドバイスをもとに今後もスピード感と長期的視点を持ち進めていきます。

山崎アドバイザー講演会で座っている人たちの前に講演を行っている様子を撮影した写真。

1月24日 つくば市職員災害対応訓練

茨城県、県警、東京ガス、東京電力、防災科研、社協も参加し実施

職員は防災会議室において各担当に分かれてロールプレイング方式の訓練をしている写真

茨城県南部を震源とするマグニチュード8クラスの地震が発生、つくば市で最大震度6強を観測したとの想定で実施しました。危機管理監および危機管理課長からの報告を受け、直ちに第1回災害対策本部会議を開催しました。
職員は防災会議室において各担当に分かれてロールプレイング方式の訓練に入りました。次々と入ってくる被害状況報告に対してメモを取り、対応策を検討、現場対応の職員へと伝達、緊迫感ある訓練が行われました。
2時間強の訓練を経て第2回災害対策本部会議を開催、訓練の総括と講評を行いました。今回の訓練には茨城県、県警、東京ガス、東京電力、防災科研、社協の皆さんにもご参加いただき、また、県の声掛けで近隣自治体の担当者にも評価員等で加わっていただきました。

評価員からの講評では発表に先立ち「訓練で課題を明らかにすることがゴールなので辛口のコメントをお願いします」と依頼したところ様々なご意見・ご指摘をいただけました。

一番多くあったのは情報共有について。各部署間や関係機関との情報共有が大事、情報を積極的に取りに行くとともに上げてもらえるよう体制を構築、パニックになるくらい職員へ過剰に情報を付与してそれに対応する訓練も有効であること、また、情報を集約、分析して市長へ報告、市長が的確に判断できるよう思考環境を整えることも重要との意見も寄せられました。
私からは、それ以外の部分で気付いた点の確認と合わせて次のようなコメントと指示を出しました。

  • 紙で共有されて情報を一覧性を持つ情報としてを集約し部署を越えて誰もがアクセスできるするシステムを構築する
  • ボランティアセンターの管理や避難所運営との情報共有をタブレット等で可能にし、問い合わせ等にも円滑に対応していく
  • 市の問い合わせに対応するだけでなくSNS等のタイムラインを見続け個別事案とともに全体感を持ち、得られる情報を集約・分析する担当を置く

また、各担当のテーブルの掲示札に部名だけでなく対応業務を記載する、情報伝達者からの情報発信時には、話しやメモ書きを止めしっかり聞くことなど細かい点も指摘しておきました。
今回、訓練を所管した危機管理課は外部に委託することなく自前で準備をしました。良くここまで実施してくれたと思います。 今後も繰り返し訓練を積み重ねて経験値を上げ、いざという時にしっかり対応し市民を守れる自治体となるよう備えていきます。

災害対応訓練現場の写真。各担当はテーブルに座って、担当した業務を対応している。
災害対応訓練現場のホワイトボードの写真。いろいろメモを書いている。

1月20日 3Eフォーラムやボランティアフェスタなど…イベントに参加

たくさんの方にお会いすることができました

つくば市商工会の新年会で会員たちと記念撮影をしている写真

土曜日は駆け足の公務で各会場を回りました。

まず、つくば市商工会の新年会(ホテルグランド東雲)に出席、桜井会長はじめ会員のみなさまにごあいさつ。世界のつくばとは言いますが商工会の会員のみなさまは、毛細血管のようなきめ細かくまちに力を与えてくれる存在。

続いて、つくば3Eフォーラム(市役所)で冒頭あいさつ。筑波大の主導で始まったこの取組はSDGsの概念をまさに先取りしてます。

次にボランティアフェスタinつくば(イーアスつくば)で各ブースを見学、出展されているみなさんと親しく懇談しながら体験などもさせてもらいました。つくば音訳ボランティアグループ連絡会のブースでは市内の難読地名に全問正解し歓喜の記念撮影。

続くV・チャレンジリーグ男子バレーボール茨城大会(桜総合体育館)では地元つくばユナイテッドSun GAIAの激励と始球式。「スポーツを観に来る週末」を日常にしていきたい。四十肩をおして練習なしで臨んだ始球式はなんとかネットを越えてくれてほっとしました。

最後につくば市文化協会芸術展(つくば美術館)が開催されているつくば美術館へ移動、絵画・書道・写真・陶芸・俳句・パンフラワーどれも力作ぞろいの作品を見学しました。議員時代からいつもお邪魔してますが、素敵ですね。そろそろ観るだけじゃなくやりたいと画策中。忙しい1日の合間でしたが素晴らしい作品にふれ気持ちよく会場をあとにしました。

桜総合体育館で男子はバレーボールをサブしている写真
つくば市文化協会芸術展の作品を見学している写真

1月14日 第30回つくば市小田地区どんど焼き

青空の下、無病息災や五穀豊饒を祈願

一度火が入ると瞬く間に燃え上がり、壮観な画面の写真

小田城跡歴史ひろばにて、つくば市制と一緒で今年で30周年です。
どんど焼きは、お正月の縁起物のしめ飾りなどを燃やし、その残りの火で細い竹などに刺した餅や団子を食べて無病息災や五穀豊饒を祈願するものです。昨年よりもはるいかに多い人で賑わっていました。風もあまりなく、雲ひとつない晴天で、もってこいのお天気でした。地元の消防団の皆さんも待機していて、万全の体制です。
このどんど焼きは、『小田二十日会』の結束会長、実行委員会の河合委員長はじめ、地元の皆さんのご尽力で実施されています。 午前中から『小田城冬の陣』と銘打って、小田地区の子供会、甲冑隊等のパフォーマンスもあり、盛大に行われていました。
火入れは、大人の人と一緒に子供たちが行い、一度火が入ると瞬く間に燃え上がり、壮観でした。悪いものが全て取り払われた気がします。私も皆さんの無病息災や五穀豊饒を心から祈ってきました。
小田は地域を盛り上げるキープレーヤーがたくさんいる、ほんとに魅力的な地域で、周辺市街地振興室でもモデル地区の一つとして地域のみなさんと相談を始めています。今後が楽しみです。

どんど焼きの写真

1月12日 平成30年つくば市新春賀詞交歓会

今年も盛況に開催しました

平成30年つくば市新春賀詞交歓会の写真

つくば市新春賀詞交歓会、ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
挨拶でこどもの貧困について取り組んでいく旨触れたら、その後多くの企業や団体の方が「サポートしたい」とお話してくれました。ありがたいことです。どんなパッケージができるか考え中です。

1月11日 株式会社NTTデータ、株式会社クニエ、日本電子計算株式会社との共同研究が決定

自治体のRPA活用推進に向けた共同研究を開始

プロジェクターで映し出された大きな画面の横に座って記者たち向け説明している様子を撮影した写真。

RPA(Robotic Process Automation)というのは、簡単に言うと「ロボットが単純作業等のめんどくさい仕事全部やっちゃいますよ」ということです。
自治体の仕事は、市民から届いた申請書をエクセルに打ち込んで一覧ファイルを作って、今度はそれに個票として打ち出し地図をつけて、というような作業がたくさんあります。あくまで一例ですが、PCで作業したら、申請書をエクセルに手入力→データをコピペ→ワード立ち上げて個票に→地図検索→ファイルを開いて地図コピペ、という作業があるわけです。つくばには23万人市民がいますので、5や10ではなく、軽く数千の単位でこういう作業が発生する。
そうすると当然ですが、ミスが起きます。コピペでずらしてしまうとか、別の地図をはりつけてしまうとか。そのことによって市民の個人情報が別の市民に渡ってしまったら大変で、お詫びをして、職員もまた対応に追われ、という誰も幸せにならない仕組みです。
そんな作業こそ、ロボットの出番じゃないかということで始めたのが今回の共同研究です。川島顧問のアドバイスを得ながら民間では進んでいる技術を自治体に入れるための共同研究として「つくばイノベーションスイッチ」を実施していて、その第一次事例です。民間にお金を払って委託する事例は1,2あるようですが、職員が現場ニーズに基づき企業と知見を出し合い作り上げる公募型の共同研究として日本初の取り組みです。
それで今回、「RPAを活用した定型的で膨大な業務プロセスの自動化」を課題テーマにして共同研究者を募集し、株式会社NTTデータ、株式会社クニエ、日本電子計算株式会社との共同研究が決定。記者会見とデモンストレーションを行いました。
実は市長になった時にみんなおそろしく忙しそうだったので窓口の若手たちに「どんなところから業務改善できそう?」って聞いたら、「それを考える余裕すらないんです」と答えられて、これはもう深刻なレベルだし、早急に手を付けねばと思ってました。
今回は市民税から取り組みます。フロアでは早速職員から「ロボットさん」と呼ばれ始めているWinActor。共同研究での削減を定量的に検証し、他分野にも広げていきます。RPAは今後急速に普及し自治体職員の働き方を大きく変化させると確信してますが、「世界のあしたが見えるまち」つくばの取組で変化の土台作りに貢献すべく進めます。

株式会社NTTデータ、株式会社クニエ、日本電子計算株式会社との共同研究記者会見の写真

1月11日 つくばコレクション認証式

食料加工品26品が認証を受けています

つくばコレクション認証式で認証書を持って記念撮影をしている写真

つくばコレクションの認証式。

つくばコレクションの選定は今年で7回目ですが、今回から市民審査員を加え、皆さんの意見を取り入れて行いました。選定委員の厳しいプロの目と合わせいいものを選んでいただきました。

1月9日 御礼

市民ホール谷田部へ様式トイレを寄贈していただきました

関東商事株式会社代表取締役 桜井よう様に市民ホールやたべへの洋式トイレ寄贈の感謝状を持って記念撮影をしている写真

関東商事株式会社代表取締役 桜井よう様に市民ホールやたべへの洋式トイレ寄贈の感謝状をお渡ししました。
桜井代表はつくば市商工会の会長そして茨城県地域女性団体連絡会の会長として大活躍。こういう最強の女性が身近にいること、とても心強いです。ありがとうございました!

1月8日 つくば「オペラ蝶々夫人」鑑賞

蝶々夫人鑑賞の記念撮影をしている写真

つくばオペラ公演『蝶々夫人』@ノバホール。
留学時代などこれまで何度か劇場で聴いたことがあるけど、田中宏子さんが演じる蝶々さんにはすっと入り引き込まれました。文化芸術都市へ向けて、こんなすばらしい活動があることうれしいですね。すばらしかった。

平成29年度つくば市の取り組み

「つくば市、変わり始めています」

賀詞交歓会の際に、私が市長になってから実現したことや取り組んでいることの簡単なペーパーを配りました。1年経って行事も一周したので、いろいろな機会を捉えて市政についての共有方法など工夫していこうと思います。

1月10日 つくば市消防本部新春市長特別点検

隊員の皆さんに感謝

つくば市消防本部で新春特別点検を行っている写真。整然と並ぶ隊員の姿勢・乱れのない服装・毅然とした表情。

つくば市消防本部の新春特別点検を行いました。

整然と並ぶ隊員の姿勢・乱れのない服装・毅然とした表情。日頃から過酷な現場で危険を顧みず消防・救急活動に携わり、市民の生命と財産を守るため、日夜、業務に精励するみなさんに心から感謝しています。
せっかくの機会だから地域のみなさんにも日頃の頑張りや消防の業務を理解してもらいましょう、ということで今年から点検を一般にも公開してもらいました。親子のみなさんが多く、ちょっとでも消防への理解や隊員のがんばりが伝わればいいなと思ってます。こういうのはどんどん公開していきます。

1月8日 つくば市消防団出初式

地域の消防防災のリーダー

くば市消防団出初式でユニホームを着た皆さんと記念撮影をしている写真。つくば市の市章と日本国旗を後に掛かっている。

消防団出初式。
お正月に参加していた地区の新年会でも、お酒を注ぎさあ今から乾杯!という時に火事の知らせが届き、消防団員の方はお酒をそのままにさっと駆けつけに行かれました。昨日の成人式でも、地域の顔役のみなさんがいれば暴れる気持ちも抑えられるだろうと思い警備をお願いをし、各地区の消防団のみなさまが会場を見回ってくださりました。
女性団員のみなさんの寸劇、とび職組合のみなさんの木遣り唄・まとい・梯子演舞もすばらしかった。とにもかくにも年末年始もなく、市民のために活動してくださる消防団員のみなさまの活動、ありがたいかぎりです。

つくば市消防団出初式で各地区からの消防団の人たちは立って壇上の人を見ている写真。

1月7日 つくば市成人の集い

みなさま おめでとうございます

壇上に講演を行っている様子を撮影した写真。つくば市の市章と日本国旗を後に掛かっている。

「つくば市成人の集い」を行いました。昨年は逮捕者が出てメディアにも報道され、市にもやるべきではないというメール等が数多く届きました。
私もどうするか、いろいろと考えました。去年の実行委員のメンバーとの意見交換ではやはりみんな楽しみにしているという声があり、担当課の職員と今年の実行委員で打合せをし、警察をはじめ協力をしてくださる関係機関と密に調整し、準備を万全にした上で多くのみなさまのご協力で無事に開催することができました。とりわけ、昨年からつくば市の危機管理監として活躍してくれているつくば中央署と北署の署長をつとめた県警OBの赤塚危機管理監には様々な調整役を担ってもらいました。
問題があったからやめるというのは一番安易な方法です。やらなければトラブルや批判のリスクもない。でも、それでは99%の真面目に楽しみに来ているみんなの思いに応えられない。じゃあどうするかを考える。そんな風に正解のない時代を知恵を出して生き抜いていきましょう、というような挨拶をしました。アトラクションは井坂社中のみなさんにお願いしたけれどすばらしかった。
新成人のみなさん、おめでとうございます。

壇上に数人が楽しく踊っている写真
つくば市成人式の写真。

1月5日 つくばチャレンジシンポジウム

先端テクノロジーの社会実装を更に推進

つくばチャレンジシンポジウムで1人の男性は壇上に講演を行っている様子を撮影した写真。

ロボットの自律走行をする「つくばチャレンジ」のシンポジウム。
遠隔操作をするんじゃなくて、ロボットが自分で動いていく走行実験で、この参加者から多くの技術や技術者が生まれています。ロボット界の雄、油田信一先生のリーダーシップでこれまで10回開催し、来年から一区切りとして坪内先生に実行委員長が交替し、また新たな取組を始めます。
油田先生からさまざまな総括がありましたが、昨年は実験走行期間に雨や台風の予報があったそうです。「やるんですか?」との問い合わせに対して「警報が出ないかぎりやる。ただし参加するかしないかは自主判断」と答えたとのこと。何気ないことのようにも思えますが、「リアルワールド」で実際に使えるロボットにするためには雨でも動かないといけない、という考えがその根底にあります。落ち葉があってもよけない、通行人をどかすこともしない、「あるがままの環境」にこだわっています。環境に手を入れていけばいくほど「ロボットにとって都合のいい社会」になっていってしまうから。つくばでも先端テクノロジーの社会実装を目指している中、こういう姿勢を持っているかどうかが試されます。油田先生が築いてくださった資産をしっかりと次につないでいくべく、市もコミットをしていきます。

1月4日 御礼

常陽銀行から幼児用遊具をいただきました

つくば市役所支店の江幡支店長、常陽銀行から寄贈した幼児用遊具と記念撮影をしている写真。

常陽銀行さんから幼児用遊具を寄贈いただきました。
つくば市の市制30周年を記念して、常陽銀行さんから幼児用遊具、ピクニックガーデンハウスを寄贈いただき、つくば市役所支店の江幡支店長と設置の状況を確認してきました。すてきな記念品をありがとうございました。
寄贈いただいたピクニックガーデンハウスは、つくば市役所の庁舎1階で、以前から設けていた小さなお子さん用のプレイマットの近くに設置してます。お子様連れで来庁され、各種手続き等でお待ちいただく際や少し休憩したい時などに使っていただければうれしいです。

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