つくば市長公式ブログ2017年12月

更新日:2023年03月01日

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12月29日 「つくばで第九」を鑑賞

今回で12回目…つくばの年末の風物詩

広いホールで打ち上げを行っている1人の男性の写真。周りに多くの人達が集まり、話を聞いている写真。

つくばで第九。

夏から練習を重ねた市民合唱団とプロの演奏家たちによるすばらしい舞台でした。ベルリンの壁の崩壊後にバーンスタインの指揮で融和の象徴として演じられた第九。世界で排除や憎悪の連鎖が進む中、有数の多様性を持つ、つくばで歓喜の歌を心を合わせ歌うことにきっと意味があるはずだし、ひととき愛を込めて平和に思いを寄せたい、というような挨拶をしました。

(写真禁止だったので打ち上げ時の写真)。

12月27日 上境保育所視察

年内最後の公共施設視察

3人の男性と3人の女性が上境保育所を視察している写真。後ろの壁に雪だるまの手作り作品を貼っている。

私の公約の大きな柱に「教育・子育てインフラへの集中投資」がありますが、年内最後の公共施設の視察はやっぱり教育・子育て環境ということで上境保育所へ。昭和48年に建設で建物もかなり古くなっていますが、よく手入れをして使っています。「保育所の雨漏りはゼロに」と担当課に指示を出していて、各園からの要望に職員も一生懸命対応してくれて上境保育所も現在はすべて対応を終えていました。雨の時にぬかるんでしまい保護者が歩けない状況も近く改善されます。細かいことですが、そういう部分に目を向けられる行政でありたいと思います。

12月26日 つくば市がワイン・フルーツ酒特区に認定

地域産業や観光の活性化に期待

つくばワイナリーの畑の中のブドウの木の横に記念撮影をする男性の写真。

県内初の認定です。何ができるようになるかというと、酒税法の酒類の最低製造数量基準が緩和されるので、小規模でのワインや果実酒の製造が可能になる。市内全域でのワイナリー展開が期待できます。
たとえばポートランド周辺では300を超える小さなワイナリーがあって、まちの賑わいにも仕事にも寄与してます。つくばでもワインツーリズムや、ワインと農産物のマリアージュとか、専門家の力を借りながらいろいろやりたいところです。 写真はつくばワイナリーの畑に行ったときのもの。筑波山のふもとの最高のロケーションです。

12月22日 はしご付消防自動車に搭乗

隊員のみなさんに感謝

2人の男性ははしご付き消防自動車を搭乗している写真。左の男性は敬礼をしている。

はしご付消防自動車に搭乗。
つくば市消防本部に配備されているはしご車は40メートル級でおよそ15階建てのビルに対応できます。1年に一度は隊員の思いを体で感じようと今回で2回目の搭乗ですが、今日は天気も良く、何より風がなくて助かりました。前回は風が強く最上部ではかなり揺れて、それはもう恐かったわけです。昼夜問わず風や雨、そして大量の煙に巻き込まれることもある過酷な火災現場で活動を行うプロの仕事には頭が下がります。
空気が乾燥する季節、火災防止のため火の取り扱いには十分お気を付けください。

はしご付消防自動車の全体の写真

12月21日 茗溪学園ラグビー部の選手がいらっしゃいました

全国高校ラグビー大会出場

記念撮影をする渓学園ラグビー部の選手の人達の写真。

茗渓学園ラグビー部の選手が表敬訪問してくれました。第97回全国高校ラグビーフットボール大会の茨城県予選で優勝、今月27日から東大阪市花園で開催される全国大会へ出場します。
6年連続23回目の出場。目標はベスト4ということで持ち味の早い展開力、細かくボールをつないでいくハンドリングラグビーで勝ち上がって欲しいと思います。

12月18日 フォレストアドベンチャーつくば視察

ご家族で楽しめる自然共生型アウトドア

樹木間に設置したアドベンチャーを体験している人の写真

「フォレストアドベンチャーつくば」を体験してきました。筑波山の地形や樹木をそのまま活かし、地上10メートルほどの樹木間にワイヤーや丸太などでコースを設置した自然共生型アウトドア。つくば市が整備し運営を民間に委託して、収入から手数料が市に還元されるモデルです。
地上10メートルというと3階の建物くらい。しっかりと安全講習を受けてから体験します。フォレストアドベンチャーのもっとも大きな特徴は「自分の安全は自分で責任を持つ」という考え方。フランス発祥ですが、ご当地ではリスクマネジメントを学ぶ体験プログラムとして高い評価を得ており、企業研修にも利用されているそうです。
アドベンチャー2から4を体験して来ましたが、最初は「え、これいくんですか?」みたいな感じでしたが、慣れると楽しいものでした。どこをみても最高の景色だし、100メートルのロングジップスライドは梅林の上なので、梅の時期も人気だそうです。こども用コースもあるのでぜひご家族でお楽しみください。体験の様子はACCSでも放送されます。

12月13日 萩原理事による講演会

テーマ「行政ってなんだ!つくば市スポーツ施設視察から垣間見えた行政とは」

プロジェクターで映し出された大きな画面の前で、萩原理事は講演を行っている様子を撮影した写真。

つくば市スポーツ振興担当の萩原武久理事は、筑波大学の名誉教授で体育センター長をつとめ、水戸ホーリーホックではゼネラル・マネージャーとしても活躍し、地域で教育にも従事している、まさに理論と実践をしている教育者です。理事就任後市内のすべての公共スポーツ施設、54施設を視察し管理状況などを確認しレポートをまとめられ、今回職員に対して公共施設の管理の在り方等について話してくれました。管理職プラス希望の職員でしたが、会場奥まで埋まる熱気でした。
行政のあるべき論で感動にまで至らせらる人はそうそういないと思います。すばらしいお話でした。そして、小学校に上がる前から萩原理事の薫陶を受けることができた私は本当に幸せだと感じたし、今の市長としての考え方を形作っている多くが理事の考えと通底していることもあらためて認識しました。
市内には、市民に親しまれて多く利用されている施設もたくさんありますが、管理が行き届いていない施設が多く存在しています。公共施設は市民の財産。誰のために管理をするのか、あるいは何のために設計するのか、という原点から圧倒される内容でした。役所は異動が多く、他の部署の仕事に無関心、無関与、自分事として捉えていない傾向があり、それが原因でこのような状況を生み出しているのではないかとの本質的な指摘もありました。また、Jリーグのベストピッチ賞のように、公共施設の管理でも表彰制度を導入して欲しいとの提言もいただきました。これはぜひやりたいです。
ムッとすることもあったでしょうし、理事もそれを狙ってやっているところがありますが、職員一人ひとりが理事の言葉を真摯に受け止め、自分の仕事にどう関係するか、どう活かせるかを考えてもらえば組織は劇的に変化していくと思います。今後は階層別研修で必ず話してもらおうと思います。

12月13日 つくば青年会議所と災害時等における支援活動に関する協定を締結

連携・協力体制をより強固に

「災害時等における支援活動に関する協定」を広げて一緒に持っている人たちを撮影した写真。

つくば青年会議所(JC)と「災害時等における支援活動に関する協定」を締結しました。平常時から協力体制を作り、災害時に市民に物資を供給する等の支援活動についての中身を定めました。
つくばJCは、これまでにも東日本大震災や竜巻災害をはじめ、つくば市が災害に見舞われた際に誰よりも早くはやく市民に炊き出しを行ったり、物資を届けるなど、災害救助活動に貢献しています。また、一昨年の関東・東北豪雨の際にも常総市の被災者を受け入れた避難所の運営支援など、その実績と経験は非常に心強いものです。
今までは明確な取り決めがないままJCの熱意に頼っていた部分がありますが、この協定をきっかけに連携・協力体制をより一層強固にしたいと思います。

12月12日 つくば試験飛行場視察

ドローン活用について意見交換

岩田先生と五光物流さんはつくば試験飛行場を視察している写真

先月は深セン市でドローン世界最大手のDJIを視察しましたが、実は日本で最初にドローン試験飛行場が開設されたのはつくば市なんです。
ということで、ドローン活用の可能性について研究されている産業技術総合研究所の岩田先生と五光物流さんの持つ試験施設で意見交換。機体の周りをカバーで囲うことで回転翼でケガをしないような工夫をした機体を飛ばしてもらいました。
つくば市でも大規模火災の際の状況把握のため活用しています。法規制が厳しいですが、プラスアルファの部分でまちにどうやって組み込んでいくのか、いろいろと考えてみたいと思います。

機体の周りをカバーで囲うことで回転翼でケガをしないような工夫をした機体の写真

12月12日 NPO法人ままとーんのみなさんがいらっしゃいました

「ままとーん#しゃあぷ」のインタビュー

ままとーんの皆さまインタビューをしている写真

NPO法人ままとーんのみなさんにお越しいただきました。はじめて妊娠したとき、転勤で新しい環境に来た時、どうしていいのかわからない、情報が欲しい、と感じたママたちが集い立ち上げた団体です。「ままとーん つどいの広場」の運営、各種講座・親子向けイベントを企画開催しています。今回は子育て情報フリーペーパー「ままとーん#しゃあぷ」第31号の発行にあたりインタビューでした。

  • こども部創設で子育てに関する施策の一元化によって様々な課題にしっかりと対応できるようになった
  • 産前産後の支援では、来年7月から産婦健康診査、産後ケア事業を開始予定であること
  • 男性の育児休業では、市職員の取得率が5.4%程度の状況に対して、2週間以上の育休を100%を目標にして計画を作っていこうと思っている

などを話しました。

最後に、「育児経験が自分のキャリア形成にどう活かされているか?」と聞かれ、子育てをキャリアパスにプラスにしようとか考えたことがなかったので少し答えに戸惑いました。育児は仕事のイメージで段取りをすると一瞬で崩れ去ることも多いわけで、できるだけのことを想定しながらも臨機応変に対応するしか無いわけですが、そんなことも含めて許容範囲が広くはなっているんだと思います。同時に、子育ての当事者であることは問題意識や情報把握などの面で市長としての仕事に直接的にプラスになっていることは感じます。
ままとーんの中井代表理事からは、母親支援、子育て支援などこれからも団体として活発に活動していく、また、市が行う子育て環境づくりの施策に協力するという心強いお言葉をいただきました。ぱぱとーんもできたし、ままとーんはじめみなさんと一緒に環境を整えていきたいと思います。

12月8日 スイスー日本 スポーツ・マネジメント連携祝賀会

スイスー日本 スポーツ・マネジメント連携祝賀会で乾杯している人たちの写真

駐日スイス大使公邸で開催された「スイスー日本 スポーツ・マネジメント連携祝賀会」にお招きいただきました。
スイスにあるスポーツマネジメント分野の教育機関AISTS(産総研ではありません)と筑波大学が連携して、スポーツとオリンピック・パラリンピックムーブメント普及のために活動している一環です。
このAISTSは、国際オリンピック委員会、ジュネーブ大学、ローザンヌ大学などによって共同で設立されたかなり気合の入った機関です。そんなわけか、こじんまりとしたイベントながら駐日スイス大使ご夫妻はじめスポーツ庁、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会竹田会長、リオの柔道金メダリストの田知本選手、そして永田学長はじめ筑波大学の関係者で賑わっていました。

12月3日 日中交歓会

留学生の皆さんと交流しました

日中交歓会でホワイトボードの横のマイクスタンドの後ろに講演を行っている男性の写真。

「つくば日中協会」の年忘れ日中交歓会。
午前中は協会の方と留学生で、巻き寿司や水餃子などそれぞれの国を代表する料理を作り午後はそれを食べながらゲームをして留学生と交流するというイベントです。私は午後からの参加。昨年「来年は中国語であいさつします」と約束しましたが原稿棒読みになってしまいました。
先月訪問した、市民の平均年齢29歳という進化の止まらない中国・深セン市で感じたエネルギーをこの交歓会に参加している留学生たちからも感じます。
つくば市には150か国近く、約9,200人の外国人が住んでいます。多様性を持つ研究学園都市ゆえ、つくば日中協会のような外国人を支援する団体や機関が市内には数多く存在します。経験からもこういう団体は当事者にとってありがたいことですし、市がカバー仕切れない部分を担ってもらえてると思います。

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