パパコミュニティの種をまく、市内各地で交流企画を開催

更新日:2026年08月28日

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vol.73 父親支援事業「ぱぱのわ」 さん

「パパ友の輪を広げよう」市内各地で開催、親子で交流や情報交換

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つくばで新しい父親支援事業「ぱぱのわ」(つくば市委託事業)が6月からスタートしました。

企画・運営を担当しているのは、NPO法人ままとーん。同NPOでパパ同士の交流機会をつくっている「ぱぱとーん」メンバーが企画を考え、つくば市各地でイベントを開催しています。

 

今回取材に訪れたのは、7月12日にみどりのプールで開かれた「ぱぱトーク」。5組の親子とスタッフら合わせて計24人が集まりました。

 

この日の企画は、こどもも大人も音楽に合わせて身体を動かしてリラックスする時間からスタート。運営スタッフと参加者が円になって座り、順番に自己紹介やパパの子育て事情について共有する「ぱぱトーク」が繰り広げられました。

 

今回のトークテーマは「寝かしつけ」について。

トークでは、「やっぱり絵本。疲れているときはオーディオブック」「オルゴールは効果がある」「ルーティンを決めている」と耳より情報が共有されるほか、「大人の方が先に寝てしまう」「やっぱりママでないと寝られなくて、なかなか力になれない」などパパの率直な悩みも聞こえてきました。

 

参加者のパパから「育休」に関する話が出ると、話題は育休の取得戦略にまで広がりました。「育休って暇じゃない!」と予定通りにはいかない育休についての本音が漏れると、ほかのパパたちも大きくうなづいていました。

 

また、「我が家の神アイテム」や「こどもの面白かったこと」「パートナーの良いところ」などが各面に書かれたサイコロを振る「サイコロトーク」の時間もあり、“子育てあるある”や心が和むエピソードに会場は笑いで包まれました。

 

このほかにも、パパによる絵本の読み聞かせもあり、親子や参加者同士が交流を深める時間となっていました。

また、会場の一角にはこどもが寝転んだり、遊んだりできる場所がつくられ、こどもたちも自分のペースで過ごしていました。

 

乳児と参加したパパは「会社だと子育てをしている人が少なかったり、世代が違ったりして、なかなか子どもの話題を話せる人がいない。共感できる話ができて良かった」と感想を話しました。

 

親同士の“横のつながり”は、母親に比べて父親は少ない傾向にあるそう。

パパ同士の交流は「パパとママのギャップを埋めることにつながる」と話すのは「ぱぱのわ」リーダーの吉田さんです。「父親の知っていることは家庭内の常識に偏りがち。ママは外の話も聞いてきてほしいと思っているはず」と語ります。

 

様子を見ていたママたちは「新鮮と思うとともに安心」「仕事以外の関わりを持ってくれて安心」と声をそろえていました。

 

パパの安心は、ママの安心につながっているようです。

市内各地でパパ同士のつながりが生まれるように

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「ぱぱのわ」が目指すのは、ぱぱとーんのようなパパ同士のコミュニティを市内各地に広げていくこと。市内各地で企画を行い、つながりづくりの「種まき」をしています。

 

どうしたらパパたちが話しやすいのか――。

「ぱぱのわ」開始に向け、運営スタッフたちはさまざまなアイデアを出し合ってきたそう。「今年度は、出てきたアイデアを試していきたい。毎回さぐりさぐり」と吉田さんは話します。

 

ぱぱトークでは、パパ同士が共通点を見つけやすいよう、自己紹介タイムやトークテーマの内容を練っています。

このほかにも、「親子ワークショップ」「プレパパ・プレママ」といった企画も開催しています。親子ワークショップは、他団体とコラボするなどパパの「やってみたい」を基に企画を練っています。

 

吉田さんは「『やる側』に回る人を増やしていきたい」は力を込めます。「ぱぱのわ」の参加者が運営スタッフになっていく循環が生まれたり、地域で「ぱぱとーん」のようなパパのコミュニティがはじまるきっかけになったりすることを期待します。

 

このため、ぱぱのわの企画・運営では再現性にも気を配ります。

吉田さんは「サイコロトークなど『ちょっとした仕掛け』があるだけで、話が広がる」と少しの工夫の大切さを語ります。

 

また、市内のさまざまな施設を満遍なく巡って活動していくのも特徴。「いろいろな交流センターや施設に出かて環境を知ってもらい、パパがでかけるきっかけになれば」と吉田さんは願います。

 

今後は、「ぱぱのわ」の認知をより広げていき、もっと多くのパパとのつながりを築いていくことが課題です。

 

「ぱぱトーク」開催日は、休憩中や終了後も、こどもを抱えながらパパ同士で会話に花を咲かせている様子が見られました。

 

吉田さんは参加者が笑顔で話している様子を見て、「言語化することで、子育てへの認識を高めることにもなっている。家庭での育児もポジティブに捉えるきっかけになるのでは」と語ります。

 

パパの地域への一歩が、家庭の中だけでなく社会の子育てへの意識を少しずつ変えていくのではないでしょうか。

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今後の開催予定

今後の「ぱぱのわ」の予定は、ままとーんのInstagramから随時お知らせしています。

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 つくば市民センター
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