料理教室開催で子どもも家事に参加する一歩を

更新日:2026年01月30日

ページID: 27435

vol.60 家族チーム化プロジェクト さん

料理を学んで家でもお手伝いしてみよう、子どもお料理教室

kazoku1

「今日は、みんなだけで作った料理をお父さんとお母さんに食べてもらう作戦です!」

 

12月の日曜日、つくば市民センターの調理室で子ども料理教室が開かれました。

 

この料理教室は「子どもたちが作った料理を、お母さんとお父さんに振る舞おう」という企画。お母さんとお父さんが午前中に自由な時間を過ごしている間、子どもたちで昼食を作る計画です。

 

企画したのは「家族チーム化プロジェクト」さん。料理教室は3回目の開催で、代表の黒田さんは「子どもたちが料理をできるようになると、お母さんとお父さんは楽になって嬉しいし、子どもも喜んでもらえてうれしい。家族みんながハッピーになれる」と願いを込めます。

 

参加したのは小学1~4年生の子どもたち6人。

献立は、チーズバーガーとてりやきバーガーです。まずは野菜を洗い、包丁を使ってカット。2種類のソースを準備したら、ハンバーガーのパティを作っていきます。

オーブンでパティを焼いたら、バンズに準備した具材を挟んで完成です。

 

子どもたちは慣れない手つきながらも、包丁の使い方や卵の割り方をマスター。完成したハンバーガーを前にして、「できたー!」と笑顔で達成感を味わっていました。

 

黒田さんは「今日はいろいろ覚えて、お母さんお父さんのお手伝いができるようになってるんじゃないかな。家でもやってみてね」と声を掛けました。

 

料理教室での小さな達成感が、「もっと家事をやってみたい」という気持ちに火をつけたのではないでしょうか。

 

今後も定期的に開催する予定です。

ご関心のある方は、同プロジェクトのホームページをご確認くださいね。

「ありがとう」が子どもの自己肯定感を上げる

kazoku2

「忙しいと、子どもの『お手伝いしたい』を断っちゃうことがあるけど、その『やりたい』って気持ちを大切にしてあげたい」

 

家族チーム化プロジェクト代表の黒田さんは、3児の母としてフルタイムで働きながら子育てをしてきました。

 

子育て中、子どもたちが「パパとママをビックリさせたい」と料理や片付けでお手伝いをしてくれたときの喜びが、現在の活動につながっています。

 

「私の場合は、一番下の子の育休を取得しているとき、上の子に料理を教える時間がとれた。でも、その時間をとれない方もいる」と自身が料理教室を開催し、子どもたちがお手伝いをしたいと思うきっかけづくりをすることにしたそうです。

 

教室開催に向け、キャリアコンサルタントや食育インストラクター、お手伝いコンサルタントの資格を取得。2025年から本格的に料理教室を開始しました。

 

黒田さんは「子どもは『偉いね』よりも『ありがとう』の方がうれしい」とお手伝いをして親から感謝される経験が、子どもの自己肯定感も上げると話します。

名もない家事から始めよう、お手伝いの最初の一歩

kazoku3

「親も子どもに頼ってみてほしい。家事を回すには子どもを頼らないといけないこともあるし、子どもは親を助けられると嬉しい」

黒田さんは、子どもを含めて家族でチームになる大切さを訴えます。

 

黒田さんは、まず任せると良いものとして「名もなき家事」を挙げます。例えば、明日の朝ごはん用の炊飯器をセットする、ペットボトルのラベルを剥がす、家中のタオルを回収するなどといった「大したことないけれど面倒くさい家事」。そういった小さなお手伝いであれば、2才から始めることができるそうです。

 

「子どもたちは勉強やスポーツをする中で、どうしても競争する経験の方が多い。でも社会に出ると競争よりもチームで協力することが多い」と黒田さん。家族でチームとなることが「子どもたちが大きくなったときにも役立つと思う」と語ります。

 

黒田さんが構想として描くのは、放課後の時間帯に交流センターなどで料理教室を開催し、その教室で作ったものをそのまま夕飯として持ち帰ってもらう取り組みの展開です。

「子育てで料理のスキルを磨いた人が先生役になって、ちょっとしたビジネスになれば嬉しい」と語ります。

 

地域の人も巻き込んだ活動にすることで、「より多くの人たちが楽になれたら良い」と先を見据えます。

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 つくば市民センター
〒305-0031 つくば市吾妻一丁目10番地1
電話:029-855-1171 ファクス:029-852-5897

お問い合わせは専用フォーム をご利用ください。