高齢者を狙った悪質商法などに注意しましょう!

更新日:2023年03月03日

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深刻な高齢者の消費者被害 見守りで防止しましょう

 高齢者の中には、健康やお金などの不安や孤独感を抱えている方も多いといわれています。悪質業者は言葉巧みにこれらの不安をあおり、親切に接し信用させ、高齢者の貴重な財産を狙っています。

 こうした被害を未然に防ぐには、家族はもとより、周りの方々(ご近所、民生委員、ヘルパーなど)に、日ごろから高齢者の様子を気に掛けていただくことが大切です。離れて暮らしている場合は、なるべく頻繁に連絡を取っておき、帰省の際などには不審な書面や大量の商品、困っている様子等がないか確認するようにしましょう。

 高齢者を悪質商法による被害から守るため、皆様のご理解・ご協力をお願いします。

消費生活緊急情報

介護施設の入居権を譲って欲しいという詐欺電話にご注意!

 茨城県消費生活センターから、悪質な事例が県内各地で発生しているという情報提供がありました。

つくば市消費生活センターにも類似する相談があり、今後被害が広がることも予想されますのでご注意ください。

トラブルの多い商法・手口

身に覚えのない利用料請求

  • 法務省等の名称を不正に使用して、架空の訴訟案件を記載したハガキにより金銭を要求する手口
  • 携帯電話の簡易メール等で「有料情報サイトの利用料未払い」「放置すると訴訟」などと全く身に覚えのない金銭を請求してくる手口(実在する会社名を不正に使用している場合もあります)

光回線に関する勧誘トラブル

  • 今までより安くなると言われたのに、覚えのないオプションが契約されており、前より高くなった。
  • 「アナログ回線が廃止される」、「今の電話が使えなくなる」など、光回線への変更が必要であるかのような勧誘により契約を勧める手口
  • 電話勧誘され、プラン変更だと思って承諾したら、通信事業者が変更になっていた。

「保険金を使って住宅を修理しませんか」がきっかけでトラブルに!

  • 「お宅の屋根を無料で点検します」というので見てもらったところ、「今すぐ修理が必要。火災保険を利用して修理できる」などと言われ修理を依頼したが、保険金以上の高額な修理代や保険請求の手数料が請求された。
  • 50万円の見積りで保険金を請求したが、認められた保険金は20万円だったため、修理の中止を伝えたところ、違約金を請求された。

電気の契約切り替えトラブル

 「今よりも電気料金が安くなる。電気料金の明細を教えてほしい」と電話があり、検針票の番号などの情報を伝えると書類が届き、契約の申込みをしたことになっていた。

利殖商法と二次被害

  • 「値上り確実」「必ずもうかる」などと、未公開株、社債、老人ホーム入居権などへの投資や出資を進める手口
  • 「過去の被害金を取り戻せる」などと誘い、手数料名目の金銭をだまし取る手口

褒め上げ商法

  • 「あなたの作品(短歌・俳句など)は素晴らしい」と新聞などへの掲載を勧誘し、高額な掲載料を請求する手口
  • 一度契約すると、別の業者が次々と掲載を勧誘する手口

おかしいなと思ったら、消費生活センターへご相談を!

相談日:月曜日から金曜日(祝日及び12月29日から1月3日を除く)

受付時間:午前9時から正午、午後1時から午後4時

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関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 消費生活センター
〒305-0031 つくば市吾妻1丁目2番地5
電話:029-861-1333 ファクス:029-861-1300

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。