小型放射線積算線量計実証試験

更新日:2023年03月01日

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1. 試験概要

小型放射線積算線量計とガラスバッジの写真

写真上・小型放射線積算線量計
写真下・ガラスバッジ
[提供:独立行政法人産業技術総合研究所]

市民の皆様の生活環境における放射線積算量(線量当量)を把握し、効果的な対策方法の検討に資するため、実証試験を行いました。

機器は、日々の放射線積算量の管理等を目的とした産業技術総合研究所が開発中の小型放射線積算線量計を使用しました。開発中の試作機(校正済みのもの)と、比較対照用として市販の非電子式積算線量計(ガラスバッジ)を、つくば市が産業技術総合研究所から借り受けて市民に貸し出しました。

小型放射線積算線量計とガラスバッジをポケットやカバンなどに入れて携帯し、学校・職場から自宅への通学・通勤及び公園での遊びやドライブなどの日常生活を送って頂き、一定期間(約1カ月間)経過した段階で回収しました。

2. 試験結果

(1)小型放射線積算線量計 結果

(2)ガラスバッジ 結果

全員ND

(注意)試験結果は、試験期間の1カ月間における実測値を年間総被ばく線量に換算したものです。
(注意)ガラスバッジのNDとは、総被ばく線量から自然放射線量(メーカー設定値:1年あたり0.5ミリシーベルト)を引いた値が、メーカーが保証できる値(1年あたり1.2ミリシーベルト)を下回るという意味です。

多数のご協力をいただきまして、ありがとうございました。

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