市内全域の汚染状況調査

更新日:2023年03月01日

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平成23年12月、市は放射性物質汚染対処特措法に基づき、汚染状況重点調査地域の指定を受けました。
このことにより、市内全域の空間放射線量率を把握し、放射線に関する対策を実施するために、市内汚染状況調査を実施してまいりました。

その結果、平成25年度に実施した第3回汚染状況調査により、つくば市除染実施計画の目標、及び国が定めた長期的な目標である年間追加被ばく線量が1ミリシーベルト以下を達成したことが確認できました。

平成26年2月14日に環境省より「除染措置完了市町村」の認定を受けておりますが、つくば市では引き続き、市内全域の空間放射線量率の把握のため、市内汚染状況調査を実施しています。

測定方法を説明するイラスト

測定方法

 各マスにおいて5点の測定地点を設定し、その平均を各マスごとの空間放射線量率としています。
 測定は、小さな子どもの影響を考慮し、地表50センチメートルの高さで実施しました。

測定地域

 第6回汚染状況調査(平成28年度)までは、平成23年8月の国による航空モニタリング調査において、毎時0.2マイクロシーベルトを超えるとされた地域については、詳細な調査を行うため500メートル×500メートルマスで測定してまいりましたが、これまでの調査結果より、該当地域の放射線量率が安定した減少傾向にあることが確認できたことから、第7回汚染状況調査(平成29年度)より、それ以外の地域と同様に1.5キロメートル×2キロメートルのマスで測定を実施しました。

(注意)この調査は、区域の平均的な空間放射線量率の調査が目的であるため、局所的に線量が高い箇所は測定地点としません。

第8回汚染状況調査結果【平成30年度】

福島第一原発事故から約8年経過した市内全域の状況を確認するために、第8回市内汚染状況調査を実施しました。

調査期間

平成31年3月8日から平成31年3月25日

測定方法

1.5キロメートル×2キロメートルのメッシュで調査を実施
地上50センチメートルでの高さにおける測定値をメッシュ毎に平均化

測定機器

日立アロカメディカル社製サーベイメータTCS-172B

(注意)汚染状況調査結果マップは後日掲載予定

第7回汚染状況調査結果【平成29年度】

福島第一原発事故から6年半経過した市内全域の状況を確認するために、第7回市内汚染状況調査を実施しました。

調査期間

平成30年1月29日から平成30年2月23日

測定方法

1.5キロメートル×2キロメートルのメッシュで調査を実施
地上50センチメートルでの高さにおける測定値をメッシュ毎に平均化

測定機器

日立アロカメディカル社製サーベイメータTCS-172B

第6回汚染状況調査結果【平成28年度】

福島第一原発事故から5年半経過した市内全域の状況を確認するために、第6回市内汚染状況調査を実施しました。

調査期間

平成28年12月5日から平成29年1月6日

測定方法

500メートル×500メートルと、1.5キロメートル×2キロメートルのメッシュで調査を実施
地上50センチメートルでの高さにおける測定値をメッシュ毎に平均化

測定機器

日立アロカメディカル社製サーベイメータTCS-172B

第5回汚染状況調査結果【平成27年度】

福島第一原発事故から4年半経過した市内全域の状況を確認するために、第5回市内汚染状況調査を実施しました。

調査期間

平成27年11月19日から平成28年1月6日

測定方法

500メートル×500メートルと、1.5キロメートル×2キロメートルのメッシュで調査を実施
地上50センチメートルでの高さにおける測定値をメッシュ毎に平均化

測定機器

日立アロカメディカル社製サーベイメータTCS-172B

第4回汚染状況調査結果【平成26年度】

福島第一原発事故から3年半経過した市内全域の状況を確認するために、第4回市内汚染状況調査を実施しました。

調査期間

平成26年12月2日から平成27年1月29日

測定方法

500メートル×500メートルと、1.5キロメートル×2キロメートルのメッシュで調査を実施
地上50センチメートルでの高さにおける測定値をメッシュ毎に平均化

測定機器

日立アロカメディカル社製サーベイメータTCS-172B

第3回汚染状況調査結果【平成25年度】

放射性物質汚染対処特措法の基本方針や、つくば市除染実施計画にある「平成25年8月までに、年間追加被ばく線量を1ミリシーベルト以下にする」目標の確認、及び福島第一原発事故後から2年半経過した市内全域の状況を確認するために、第3回市内汚染状況調査を実施しました。調査の結果、つくば市内に毎時0.23マイクロシーベルト以上の区域はなく、つくば市除染実施計画の目標、及び国が定めた長期的な目標である年間追加被ばく線量が1ミリシーベルト以下を達成したことが確認できました。

調査期間

平成25年9月2日から9月18日

測定方法

500メートル×500メートルと、1.5キロメートル×2キロメートルのメッシュで調査を実施
地上50センチメートルでの高さにおける測定値をメッシュ毎に平均化

測定機器

日立アロカメディカル社製サーベイメータTCS-172B

第2回汚染状況調査結果【平成24年度】

平成24年12月から翌年2月にかけて実施した『第1回市内汚染状況調査』から1年後の状況を把握するために、第2回市内汚染状況調査を実施し、マップを作成しました。

調査期間

平成24年12月8日から翌25年1月18日

測定方法

500メートル×500メートルと、1.5キロメートル×2キロメートルのメッシュで調査を実施。
地上50センチメートルでの高さにおける測定値をメッシュ毎に平均化。

測定機器

日立アロカメディカル社製サーベイメータTCS-172B

第1回汚染状況調査結果【平成23年度】

除染実施区域図の画像

平成23年12月、市は放射性物資汚染対処特措法に基づき、国から汚染状況重点調査地域の指定を受けたことにより、市内全域の空間放射線量の把握を目的に、市内全域の汚染状況調査を実施しました。

調査期間

平成23年12月26日から翌24年2月10日

測定方法

500メートル×500メートルと、1.5キロメートル×2キロメートルのメッシュで調査を実施。
地上50センチメートルでの高さにおける測定値をメッシュ毎に平均化。

測定機器

日立アロカメディカル社製サーベイメータTCS-172B

調査の結果、市内約2%の区域において、毎時0.23マイクロシーベルト以上となったメッシュが確認できました。つくば市では、毎時0.23マイクロシーベルト以上となった区域を除染実施区域とし、除染実施計画を策定し、必要に応じた除染措置をおこなっています。

1.区域として毎時0.23マイクロシーベルト以上の地区(面積・約6平方キロメートル、総面積の割合・約2%)

高見原、明神、宝陽台、城山、泊崎、あしび野、鷹野原の一部、中山の一部、菅間の一部、天宝喜の一部、稲荷川の一部、高崎の一部、下岩崎の一部、大舟戸の一部、自由ヶ丘の一部、細見の一部、富士見台の一部

2.区域外であるが毎時0.23マイクロシーベルト以上の施設

学校

茎崎第二小学校(上岩崎)、高崎中学校(高崎)

公園

カマキリ公園(緑が丘)、イチョウ公園(緑が丘)

この記事に関するお問い合わせ先

生活環境部 環境保全課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7643

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