つくば市自殺対策計画
策定の趣旨(基本理念)
「生きることへの包括的支援」として自殺対策を更に推進していく必要があると考え、一人ひとりが「命」を大切にし、「誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現」を目指す。
位置づけ及び期間
自殺対策基本法第13条第2項の規定による市町村計画に位置付けられ、計画期間は、令和元年度(2019年度)から令和7年度(2025年度)までである。
数値目標
自殺者ゼロを目指す中での当面の目標として、令和7年(2025年)までに自殺死亡率(人口10万対)を11.8以下(年間自殺者数26人以下)に減少させることを目指す。
基本施策と評価指標
基本施策 | 項目 | 評価指標 | 目標値 |
---|---|---|---|
1 | 地域におけるネットワークの強化 | 自殺対策に関する有識者会議 | 必要に応じて開催する体制をとる |
2 | 自殺対策を支える人材育成 | 一般市民向けゲートキーパー研修受講者数 | 延べ1,000人 |
3 | 住民への啓発と周知 | 相談先があることを知っている人の割合(健康つくば21アンケート「相談先一覧チラシ」認知度) | 15%以上 |
4 | 生きることへの促進要因への支援 | 1年以内に自殺を考えたことのある人の割合(健康つくば21アンケート) | 5%以下 |
5 | 児童・生徒の「SOSの出し方に関する教育」 | 公立小中学校・義務教育学校において「SOSの出し方教育」の授業を実施している学校 | 100% |
重点施策
本市の自殺ハイリスク群である「高齢者」「生活困窮者」「若者」に重点を絞った取組
- 高齢者の自殺対策の推進
- 高齢者への「生きるための支援」の充実と啓発、連携体制の充実
- 高齢者の健康づくり、社会参加及び居場所づくりの促進
- 高齢者支援に携わる人材の養成
- 生活困窮者の自殺対策の推進
- 生活困窮者自立支援事業との連携
- 生活困窮者に対する生きる支援の推進と連携の強化
- 若者向け自殺対策の推進
- 若年層が相談しやすい相談窓口の周知
- 妊産婦・子育てをしている保護者への支援の充実
- 若者が利用しやすい就労相談窓口の周知
添付ファイル
つくば市自殺対策計画~誰も自殺に追い込まれることのないつくば市を目指して~ (PDFファイル: 5.5MB)
つくば市自殺対策計画中間評価について
「誰も自殺に追い込まれることのないつくば市」を実現するため、令和元年(2019年)8月に「つくば市自殺対策計画~誰も自殺に追い込まれることのないつくば市を目指して~」を策定し、市を挙げて自殺対策に取り組んできました。
令和4年度において、これまでのふりかえりと評価、今後の取り組みの確認のため中間評価を実施しました。
添付ファイル
この記事に関するお問い合わせ先
保健部 健康増進課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7535
更新日:2023年09月05日