「小田の祇園祭」をつくば市指定文化財に指定しました
特徴的な民俗行事・芸能を備えた江戸時代から続く祇園祭
つくば市教育委員会は、令和7年(2025年)8月22日に「小田の祇園祭」をつくば市指定無形民俗文化財に指定しました。
小田の祇園祭は、小田東部区・中部区に伝わる民俗行事です。3つの保存団体が伝承している、神輿の巡幸、大獅子の巡幸、神輿と大獅子がせめぎあう「顔合わせ」、神輿の宮入りで演奏される御神輿囃子を主な構成要素として、特徴的な民俗行事・芸能を備えた江戸時代から続く祇園祭として指定しました。
行事は毎年7月に現地で見学ができ、特に夜に行われる「顔合わせ」は大きな盛り上がりを見せます。また、「小田の大獅子」がまつりつくばのパレードに出演するなど、祇園祭を構成する行事や芸能がイベントで披露されることもあります。
つくば市では、貴重な伝統行事が未来へと継承できるよう、保存団体の活動を支援していきます。
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更新日:2025年08月22日