公園内バスケットゴール設置に関するアンケート結果について

更新日:2025年12月11日

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公園内バスケットゴール設置に関するアンケートに御協力いただき、誠にありがとうございました。

アンケートの集計及び分析が完了しましたので、御報告いたします。

なお、分析にはAIを活用いたしました。

アンケート結果を踏まえた今後の方針

〇テニスコートを転用する案に対しては、既存利用者からの反対意見や、他スポーツとの公平性を欠くとの指摘があったことから、既存のテニスコート内ではなく、公園内の未利用地等を活用し、新たにバスケットゴール及び付帯設備を独立した施設として設置することを基本方針とします。

〇設置する公園につきましては、以下の点を総合的に評価し、検討してまいります。
・市全体の配置バランス: TX沿線や学園地区に要望が集中しているが、地理的分析では市北部エリアの施設不足が指摘されています。市全体の公平性を考慮し、未整備エリアでの設置も重点的に検討します。(要望の多さのみで判断しない。)
・周辺環境との親和性:騒音問題は設置に際して最大の課題となります。このため、住宅地との距離の確保や緩衝帯となる樹木等の存在といった環境を最重要の検討要素とすることが求められます。

公園へのバスケットゴール設置に関する方針(案)(PDFファイル:243.5KB)

候補地の評価と今後の進め方

〇大池公園(筑波地区)
・評価: 設置優先度は高い。
・理由: 市北部エリアの施設不足という課題に対応し、市全体の配置バランス改善に大きく寄与する。周辺が住宅密集地ではないため、騒音問題等の影響も比較的少ない。アンケートでの要望も確認されている。

〇二の宮公園、研究学園駅前公園(谷田部地区)
・評価: 需要は極めて高いが、地元調整が最重要課題。
・理由: アンケートで要望が最も高かった地区の一つであり、潜在的な利用者は非常に多い。しかし、両公園ともに周囲を住宅地に囲まれており、アンケートで最大の懸念点とされた「騒音」「治安」問題について、丁寧な地元協議が前提となる。

〇萱丸2号近隣公園(谷田部地区)
・評価: 二の宮公園等と同様、地元調整が最重要課題。
・理由: アンケートで要望が最も高い地区であり、公園整備に関する過去の調査でも要望があった。ただし、ここも住宅地に近接しているため、騒音等の懸念に対する丁寧な地元協議が前提となる。

〇竹園東公園(桜地区)
・評価: 現時点での設置優先度は低い。
・理由: 要望数は最多。一方で桜地区には既にバスケットゴールが3公園設置されており、ここに新たに設置することは市全体の配置バランスをさらに偏らせる可能性がある。また、管理人が常駐していないため、トラブル発生時の対応への懸念も払拭できない。

調査結果

調査概要

調査目的: 公園へのバスケットゴール設置に関する市民の皆様のニーズや御意見を把握するため

調査期間:令和7年(2025年)5月28日から6月30日まで

調査対象:市内在住・在勤等の制限なし

調査方法:いばらき電子申請・届出サービスによるオンラインアンケート及び各公園管理事務所、各体育館における紙面アンケート

★バスケットゴール設置のアンケート設問(PDFファイル:161.7KB)

1)年齢区分

回答 回答数 割合

18歳以上
(高校生を除く)

319 71.52%
高校生 12 2.69%
中学生 41 9.19%
小学生 72 16.14%
未就学児 2 0.45%
合計 446 100.00%

・回答者の7割以上が、18歳以上であった。
・中学生以下は、合計で115名(25.8%)と全体の1/4であった。

2)バスケットボールをする頻度

回答

回答数

割合
18歳以上 高校生 中学生 小学生 未就学児 合計
週1回以上 106 6 34 53 1 200 44.84%
月に1~3回 51 3 4 4   62 13.90%
年に数回 47 1 1 3   52 11.66%
まったくやらない 115 2 2 12 1 132 29.60%
合計 319 12 41 72 2 446 100.00%

 

・週1回以上バスケットボールをする高頻度利用者が200名(44.8%)で全体の約半数であった。
・一方で、「まったくやらない」と回答も132名(29.6%)であった。
・回答者した小学生、中学生の70%以上は、週1回以上バスケットボールをしている。

3)市内にある公園内のバスケットゴールを使用したことがあるか

回答

回答数

割合
18歳以上 高校生 中学生 小学生 未就学児 合計
ある 113 6 20 29 1 169 37.89%
ない 204 6 21 43 1 275 61.66%
未回答 2         2 0.45%
合計 319 12 41 72 2 446 100.00%

4)バスケットゴールを使用したことがある公園

回答

回答数

割合
18歳以上 高校生 中学生 小学生 未就学児 合計
かつらぎ公園 41 1 4 12 0 58 34.32%
桜南スポーツ公園 66 3 11 10 0 90 53.25%
新町公園 9 0 2 3 0 14 8.28%
ひだまり公園 22 1 8 9 0 40 23.67%
なみき児童公園 24 2 4 9 0 39 23.08%
おやまの公園 11 2 6 4 0 23 13.61%

・公園内にあるバスケットゴールを使用したことがある人は169名(37.9%)であった。
・最も利用されている公園は、桜南スポーツ公園(90名)であった。
・小学生は、かつらぎ公園の方が利用者は多かった。

5)他の公園にも設置してほしいか

回答

回答数

割合
18歳以上 高校生 中学生 小学生 未就学児 合計
設置してほしい 220 8 36 63 2 329 73.77%
使わないのでいらない 85 4 3 7   99 22.20%
未回答 14   2 2   18 4.04%
合計 319 12 41 72 2 446 100.00%

6)設置してほしい地区

回答

回答数

割合
18歳以上 高校生 中学生 小学生 未就学児 合計
筑波地区 44 4 11 13 0 72 21.83%
大穂地区 32 0 5 6 0 43 13.07%
豊里地区 36 1 5 5 0 47 14.29%
桜地区(竹園、並木周辺) 88 2 10 20 0 120 36.47%
桜地区(流星台周辺) 68 1 11 12 0 92 27.95%
谷田部地区(研究学園周辺) 79 2 10 20 1 112 34.04%
谷田部地区(二の宮、松代周辺) 75 2 10 12 0 99 30.09%
谷田部地区(みどりの、万博地区周辺) 80 1 14 17 2 114 34.65%
茎崎地区 31 0 2 1 0 34 10.33%

・「設置してほしい」という意見は329名(73.8%)であった。
・特に、中学生以下に限定すると、80%以上が「設置してほしい」という回答であった。
・設置してほしい地区は、桜地区、谷田部地区が多かった。
・大穂地区と茎崎地区は、設置要望が少なかった。

7)利用方法について

回答

回答数

割合
18歳以上 高校生 中学生 小学生 未就学児 合計
予約不要で自由に利用したい(他の団体等と同時利用でも良い) 157 5 23 46 1 232 74.12%
事前に予約した上で、その時間は独占して利用したい 56 3 13 9   81 25.88%
総計 213 8 36 55 1 313 100.00%

・予約不要で自由に利用したいが232名(74.1%)であった。

8)付帯設備として整備してほしい施設について

回答 回答数
ベンチ 238
日除け 196
手洗い場 176
照明設備 150
その他(自由記述) 38
その他(自由記述) 回答数
フェンス・金網について 8
地面・床について 7
コートについて 5
ラインについて 4
トイレについて 4
ミニバス・キッズ用について 3
付帯設備よりゴール設置数 3
自販機について 3
壁について 1
スコアボードについて 1
駐車場について 1
防犯カメラについて 1

・ベンチ(238名)、日除け(196名)の設置ニーズが高かった。
・その他の要望として、フェンス・金網やコート整備についての要望もあった。

9)(利用率50%以下の)テニスコート内にバスケットゴールを設置した場合の利用について

回答

回答数

割合
18歳以上 高校生 中学生 小学生 未就学児 合計
使う 179 7 26 40 1 253 56.73%
使わない 133 5 11 26 0 175 39.24%
未回答 7 0 4 6 1 18 4.04%
総計 319 12 41 72 2 446

100.00%

・「使う」と回答した人は253名(56.7%)であったが、「使わない」と回答した人は175名(39.4%)であった。
・自由記載の部分では、バスケットコートとして整備の要望やテニスコート利用について反対する意見が寄せられた。

10)バスケットゴールの設置・スポーツ施設に関しての意見について(自由記述)

・バスケットボールをやっている子供も増えて、なかなか気軽に予約出来ない状況なので、どこかできる場所があればと思う。
・市内の公園にはゴールの設置されている公園が少ないため、設置していただけるとありがたい。
・子ども達が集う場所やバスケットボール練習環境のためにも、バスケットゴールの公園設置をぜひよろしくお願いしたい。

・公園の近隣住民の迷惑になるので辞めてほしい。特にボールを突く音が周りの建物に反響し、かなり響いてうるさい。
・近隣への騒音や溜り場になるなど、問題も出そう。

・全183件の回答がありました。

まとめ

・公園内にバスケットゴールを設置してほしいという意見は329名(73.8%)であった。
・設置個所としての要望は、桜地区、谷田部地区が多かった。
・テニスコート内(ファミリースポーツ公園)への設置要望も過半数あったものの、茎崎地区に設置要望が少ないことやテニスコートの利活用について反対する意見があったことから、実施については、慎重に検討する必要がある。
・利用方法については、予約不要での利用を要望する声が多かった。

(以下、アンケート実施時のお知らせ)

公園内バスケットゴール設置に関するアンケートに御協力をお願いします。

皆様には、市公園行政に対し、日頃から深い御理解と御協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
現在、公園内にバスケットゴールの設置の要望が寄せられています。バスケットゴールの設置に当たっては、ゴールだけでなく、フェンスやベンチ等の付帯設備の整備や設置する公園の選定、施設の利用方法、騒音や路上駐車による近隣住民への影響の対策などの検討が必要です。
バスケットゴールの設置について、利用者の皆様の御要望等を確認するため、アンケートの御協力をお願いします。

アンケート回答方法

受付期間:令和7年(2025年)5月28日から6月30日まで

以下のいずれかの方法でご回答ください。

電子申請フォームによる回答

こちらから御回答ください(アンケートフォームは「いばらき電子申請・届出サービス」の外部リンクにつながります)。

アンケート用紙の提出による回答

アンケート用紙は、公園・施設課又は公園管理事務所窓口に用意しております。

この記事に関するお問い合わせ先

建設部 公園・施設課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7596

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。