令和4年度農地再生チャレンジ事業
つくば市農業委員会では、農業従事者の減少や高齢化などにより増加している遊休農地の解消とその有効利用に向けた取り組みとして、「農地再生チャレンジ事業」を実施しております。農業委員・農地利用最適化推進委員が中心となり、JAつくば市、JAつくば市谷田部、つくば地域農業改良普及センター等と連携し、令和4年度は筑波地区で約2,000平方メートルの遊休農地を再生させるため、除草・施肥・耕運作業を行いました。再生した農地にジャガイモを植え付け、収穫後には新たな意欲ある担い手へと農地を引き継ぎます。
なお、再生した農地で栽培したジャガイモを市民の皆様に収穫していただくイベント「収穫祭」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため令和4年度も開催を中止し、収穫したジャガイモは市内公立保育所やつくばこどもの青い羽根学習会、児童養護施設へ提供させていただきました。
令和4年3月10日
種まき
令和3年12月から荒廃した農地を除草、耕うん、肥料散布を行い、農地として利用できる状態まで整え、3月中旬にはついにジャガイモを植えることができました。
令和4年4月11日
芽出し


再生農地に植えたジャガイモから芽が出てきたので、防草用のマルチを切って芽出しの作業を行いました。
令和4年5月10日
芽かき・間引き作業
ジャガイモの芽かき作業を行いました。芽かきとはジャガイモの芽が複数出た時期によい芽のみを残して他は抜き取る作業のことです。 芽かきをすることでジャガイモが大きくなりやすく、収穫量も増加します。
令和4年6月27日
収穫
当日は37度を超える猛暑の中、農業委員・農地利用最適化推進委員・事務局職員総出で収穫作業を行いました。昨年度を大きく上回る約2,200キログラムのジャガイモを収穫し、市内公立保育所、つくばこどもの青い羽根学習会、児童養護施設へ配布することができました。今後は再生した農地を新たな担い手へと引き継げるよう農業委員会で担い手を探し、引き継ぐ予定です。
更新日:2023年03月01日