土地改良事業

更新日:2023年08月04日

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「土地改良課」ってどんな仕事をしてるの?

 農業生産に必要な水資源や農地を確保するための土地改良事業など、農村の環境整備を図るための各種関連事業を実施しています。

土地改良課には計画調整係・工務係があります。 計画調整係は、水田・畑の基盤整備事業の計画を行っており、工務係は農道・排水路などの整備事業を主に実施しております。

「土地改良区」ってなに?

 未整備の水田や畑の基盤整備事業の取りまとめを行い、農業用水などを管理しているのが「土地改良区」です。土地改良区が管理している農業用水利施設は、農業のためだけでなく流域の雨水の受け入れや防火用水などとして、私たちの日常生活においても大切な役割を果たしています。現在は11の土地改良区がつくば市に関係しており、農家の方々(所有者、耕作者)が組合員となって納める賦課金によって運営されています。なお、高齢化など近年の農業をめぐる情勢の変化に伴い、土地改良区施設の維持管理や更新に耕作者の意見を反映させた事業運営体制を確立する必要があることから、所有者から耕作者への組合員の資格交替が円滑に進むよう、土地改良法の一部が改正され、農業委員会の承認制から届出制に変わるなどの措置が講じられています。

「賦課金」ってなに?

賦課金は、土地改良法や土地改良区の定款の定めにより、農地の面積に応じて組合員が負担を求められることになっています。用水を各地区に配分するための土地改良施設の維持管理や事務費に使われているため、用水の使用量や耕作の有無にかかわらず、受益地の面積に応じた金額が徴収されます。なお、賦課金についてのお問合せは、各々の土地改良区へお願いします。

「土地改良事業」ってなに?

 農業農村を整備する事業のうち、農業生産基盤の整備を行う事業です。
具体的には、農道や用排水路を造ったり、農地の集団化を図る区画整理を実施したりするなどの優良農地の確保を行う事業です。

「土地改良事業」ってどうやるの?

 土地改良事業を実施しようとする地域の農家の方が実施計画を立案して、受益地内の事業参加資格者の同意を得たうえで事業申請を行い、国の認可を得て事業を着工します。

「ほ場整備」ってなに?

ほ場整備のイメージ図

 主に水田の区画整備事業で、用排水路整備、農道の整備、農地の集団化を実施することによって流通出荷体制の整備及び大型機械利用の効率化を図り、農業経営の安定化と農村環境の保全・向上を目的とした事業です。

「用水路」と「排水路」のちがいは?

 水田に水を引くための水路を「用水路」、逆に水田や畑から水を排除する水路を「排水路」と言います。「用水路」は水田に必要な用水を運ぶための水路で、幅の広いものから狭いものへと枝分かれして、最後は水田に通じています。「排水路」は水田や畑に降った雨水等を排水路を通じて大きな河川まで排除しています。

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この記事に関するお問い合わせ先

経済部 土地改良課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7621

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