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平地林・里山の保全整備

ページ番号1000976  更新日 平成30年1月5日

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森林の役割

イラスト:木

森林(もり)は,木材を生産するだけでなく,二酸化炭素を吸収したり,雨水を蓄えて水を浄化したり,山崩れや地滑りなどの自然災害を防止するなど,地球環境を大切に守り続けています。また,健全な森林では私たちに自然とのふれあいを与える様々な動植物が生育・生息し生物の多様性が保たれています。このように,森林は人々の暮らしには無くてはならない重要な公益的役割を持っています。

かつて里山林では,森林所有者が下草などを丁寧に刈り取って苗木を育て,生長した木は家や家具などの木材,薪や炭などの燃料,原木しいたけの生産,落ち葉は堆肥へと利用されてきました。しかしながら,現在は森林所有者の高齢化や担い手不足により生産性が減少し,また,木材に変わる建築材や燃料が使われ,さらには安価な外国木材の輸入に押されるなど,国内の木材生産は年々低下しており,全国的にも荒廃した放置森林が増えているようです。

つくば市の森林の現状

写真:筑波山市有林での整備活動

私たちの生活に大きな関わりを持つ貴重な里山や平地林も,筑波研究学園都市開発やつくばエクスプレス沿線開発,宅地,工業団地造成等により急速に都市化が進み,さらには,所有者の高齢化などによる木材生産の意欲の低下などで手入れが行き届かなくなり,森林の減少と荒廃が年々進んでいます。
この残されたつくばの森林を守っていくためには,地域が一体となって積極的に森林(もり)づくりに取り組むことが重要となり,安心して暮らせる「緑豊かで自然が残るつくば」を後世に継承していきたいと思っております。

つくば市の森林面積

つくば市の森林面積は,平成24年現在で約3,991ヘクタールです。森林が占める割合は約14.1%となっています。
このうち,市が独自に管理する森林は,筑波山市有林約40ヘクタール,高崎自然の森約16ヘクタールの森林となります。(公園,緑地は除く)

基準日(4月1日) 西暦 区域面積 森林面積 うち国有林 うち民有林 林野率
昭和47年 1972年 25,770ヘクタール 4,841.00ヘクタール 640.00ヘクタール 4,201.00ヘクタール 18.79%
昭和52年 1977年 25,770ヘクタール 4,668.00ヘクタール 956.00ヘクタール 3,712.00ヘクタール 18.11%
昭和62年 1987年 25,771ヘクタール 3,879.00ヘクタール 728.00ヘクタール 3,151.00ヘクタール 15.05%
平成9年 1997年 25,953ヘクタール 3,894.39ヘクタール 723.56ヘクタール 3,170.83ヘクタール 15.01%
平成14年 2002年 28,407ヘクタール 4,169.55ヘクタール 723.71ヘクタール 3,445.84ヘクタール 14.68%
平成19年 2007年 28,407ヘクタール 4,063.00ヘクタール 654.08ヘクタール 3,408.92ヘクタール 14.30%
平成24年 2012年 28,407ヘクタール 3,991.43ヘクタール 654.08ヘクタール 3,337.35ヘクタール 14.10%

※このデータは,茨城県霞ヶ浦地域森林計画(5年毎の10年計画)によるものです。
※平成14年以降は,茎崎町合併によるデータです。

森林保全の取り組み

写真:林業体験


市では,森林保全に関する様々な取り組みを行っておりますので,ご相談ごとがありましたら気軽にお申し出ください。

森林保全事業

つる類や下草の刈り込み,間伐や枝打ちなど,木を生長させるために必要な森の手入れです。

  1. 茨城県森林湖沼環境税を活用した民有林整備の推進
    • 「身近なみどり整備推進事業」による民有林(平地林・里山)の整備
      ※補助率100% 事業期間 平成29年度まで 詳しくは農業課までお問い合わせください。
  2. 森林ボランティアによる森林保全活動の推進
    • 市が所有・管理する森林整備,保全(筑波山市有林・高崎自然の森)
    • 森林ボランティアが活動する場の提供(民有林でも活動中)
    • 身近なみどり整備推進事業後の民有林整備(森林所有者との協定)
  3. 造林事業の推進(苗木の植栽,管理)
    • 植林用苗木購入の手配を行っています。(3月上旬申込み・4月上旬配布)
      ※契約・支払いは業者直接となります。

市民参加型森林(もり)づくり体験の推進

市民の皆さんに,身近に森林づくりを体験してもらうため,イベント形式で様々な体験事業を行っています。

  1. 森林ボランティア活動体験(筑波山市有林・高崎自然の森)
    • 初心者の実技講習,森林ボランティア講座
    • 下草刈りや除伐等の森林整備
    • 植林活動
  2. 親子で森づくり体験(高崎自然の森)
    • 苗木の植樹体験
    • 間伐等の林業体験
    • 原木を使ったきのこの植菌体験
    など

森林環境教育の推進

子ども達に森林の持つ豊な自然を身近に感じてもらい,自然の大切さを学んでもらうため,森林の資源を活用したレクリエーションや自然観察会,緑化活動など,五感で感じ取れる森林環境教育の推進を行っています。

  1. 親子で体験する自然体験教室(高崎自然の森自然体験プログラム「つくば里山たのしみ隊」)
  2. 学校での花壇づくりなどの緑化活動(緑の募金活動)
  3. 森林愛護運動推進事業(緑の少年団活動支援)

森林保全に関する相談窓口

地域や自己が所有する森林の整備・保全や林業,森林ボランティア活動のことなど,気軽にご相談ください。
窓口は,つくば市経済部農業政策課営農林務係です。

このページに関するお問い合わせ

経済部 農業政策課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7622
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。