菓子も自宅も自分流にデザイン 心地よい街で暮らしていく
Case4. アン・コーツさん|MIKAGE
アイダホ州の自然豊かな農場育ち。10歳で母親からパイ作りを教わって以来、パイやケーキを作り続けてきました
サクサクの生地にフルーツの食感と香りが生きたパイ、可愛らしいマフィンたち。アメリカ出身のアンさんが手がけるのは、小麦粉を一切不使用。いわゆる「グルテンフリー」のアメリカ菓子です。
「私はグルテン不耐症が判明して以来、小麦粉を使わないレシピを考案してきました。小田はオーガニックを意識した農家が多く、国際的な研究機関も近いので多国籍の研究者が多い。住民の皆さんは外国人にフレンドリーです。グルテンフリーベーカリーには最適な環境でした」
産業技術総合研究所に勤務するご主人と自然豊かな小田の地を選びました。建築学を学んできただけに、店舗キッチンは自ら設計。自宅もDIYでリフォームするなど、さらなる創作意欲を燃やしています。
「お菓子は美味しく、家は快適になるように正しく設計しなければ。自然の中で生活しながら、暮らしと仕事を自分らしくデザインできる。それがつくばの魅力だと思います」
地元の小田米を加工した米粉、茨城県産の蕎麦粉、きな粉、オーガニックの乳製品、卵からさまざま菓子を作り出します
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更新日:2023年05月17日