再生古民家とカフェから、つくば体験ができる場づくり
Case2. 野堀 真哉(のぼり しんや)さん|旧小林邸ひととき/CAFE日升庵
家電量販店の販売員時代は3年以上も全国トップセールスを記録した野堀さん。消費者の購買意欲をつかんだノウハウを生かし、観光客のニーズに応える地域資源を新たにつくり出しています
1600坪の広大な敷地に築120年以上というシックな母屋。ここ『旧小林邸ひととき』は、古民家の良さを残しつつリノベーションした絶景の民泊施設です。手がけたのは、つくば生まれの野堀さん。会社員時代に茨城県が魅力度ランキングで最下位続きだと知り、地元を元気にできないかと考えていました。
「つくばにUターンしてからのことですが、最高の夕日に感動し、地元の魅力を再発見したんです」
そのスポットこそ、筑波山。つくばエクスプレスの開業によって実現した都内への好アクセスに改めて強みを感じ、起業を決意。せんべいカフェ『CAFE日升庵』をオープンし、5年の準備を経て『旧小林邸ひととき』を開業しました。
「筑波山の観光といえば大型バスによるツアーや登山がメインでしたが、 風土や歴史の魅力もダイレクトに伝えたい。二つのスペースを駆使して、ここでしかできないコミュニティ体験、宿泊体験を提供していきます」
この記事に関するお問い合わせ先
市長公室 広報戦略課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7628
更新日:2023年05月17日