体験レポート! 「つくばってどんなまち?」 つくばタイムマシンルート
つくばの過去から現代までを1日で知ることができるスポット巡り!
【右から】仲条佑佳さんと友部穂乃歌さん(第16・17代つくば観光大使)
こんにちは!第16・17代 つくば観光大使の仲条佑佳です。
同期のつくば観光大使の友部穂乃歌さんと一緒に「つくばってどんなまち?つくばタイムマシンルート」のコースのガイド付きツアーを体験しました!
新しい街と捉えられることも多いつくばですが、実は4万年も前から人が住み、暮らしをつくってきた土地なんです。縄文時代の貝塚や古墳・城跡などの史跡も数多く見つかっています。そんなつくばの過去から現代までを象徴するスポットを巡るコースです。
【コース04】「つくばってどんなまち?」つくばタイムマシンルート
奈良時代の役所跡「平沢官衙遺跡」で高床式倉庫を体感

乗り込むバスはさながらタイムマシン。わくわくした気持ちで、まずは筑波山麓の平沢地区にある奈良時代の役所跡「平沢官衙遺跡(ひらさわかんがいせき)」からスタートです!
平沢官衙遺跡は、1000年以上前の筑波郡の役所跡と想定され、国の史跡指定を受けています。まわりに高い建物がないため、空が広くて気持ちいいです!周囲の村から離れたところに位置しているのは、火災や盗難を防ぐためだったと言われています。

現在復元されている高床式倉庫には、かつて税であった稲や麻布が収められていたとのこと。近くに寄って見るとその大きさに圧倒されます!倉庫は、校倉(あぜぐら)・土倉・板倉の3棟。壁の木材の積み上げられ方や、柱や屋根の造りも異なっており興味深いです。ぜひ平沢官衙遺跡へ足をお運びの際には、造りの違いもチェックしてみてくださいね^^
「小田城跡歴史ひろば案内所」で学ぶ小田氏の歴史と小田城の変遷

万葉の時代に思いを馳せたところで、再びタイムマシンバスに乗り込み、向かうは「小田城跡」。
鎌倉時代から戦国時代まで小田氏が治めた城跡です。まずは「小田城跡歴史ひろば案内所」で出土品や歴史を描いた絵巻風の年表を拝見しました!
初代の八田知家(はったともいえ)が源頼朝から信任を受け、当時の常陸国守護を任命された際に居館を構えたことが始まりだそう。


「小田城跡歴史ひろば案内所」から「つくば霞ヶ浦りんりんロード」を少し歩き、本丸跡へ!

お城の規模を感じさせるお堀は、戦国時代に城の守りを強化するために広げられたもの。何度も落城したこともわかっている小田城ですが、そのたびに工夫を凝らして造り替えられていたとのことです。
また、小田氏時代の格式を物語る池も再現されています。こちらには大量のかわらけ(使い捨ての杯)が発掘されているそうで、景色を眺めながら宴会を催したものと考えられているようです。
当時の賑わいを想像しながら、敷地の南側の堀に登り本丸内を一望しました!戦の世に暮らしていた人々は、北に見える筑波山を見ながら何を思ったのでしょうか。

地域で愛される老舗洋食店「レストラン キャニオン」でランチタイム
次にタイムマシンバスで訪れたのは、老舗洋食店の「レストラン キャニオン」さん。お楽しみのランチタイムです!地元の方々に愛されているこちらで人気の、ハンバーグとエビフライのランチセットを、つくば観光大使の友部穂乃歌さんといただきました。


お箸でいただく和風洋食が、創業50年を越えるキャニオンさんのスタイル。ご飯はつくば市産のお米、筑波山名物の福来みかんパウダーが添えられているのも嬉しいです^^
「谷田部郷土資料館」で飯塚伊賀七の発明「和時計」を体験
お腹も満たされ、お店の方々の笑顔に見送られて、あたたかな気持ちで次に向かったのは「谷田部郷土資料館」!谷田部交流センター3階にある資料館で、谷田部地区内の文化財が展示されています。

ここで、江戸時代に谷田部の名主であった「飯塚伊賀七」について解説をして頂きました。
伊賀七の発明である「和時計」は県の文化財にも指定されていて、復元された大時計を見ることができます。

当時、朝夕に笛・鐘・太鼓の合奏の音で村内に時を知らせ、同時に時計を連動させて自宅の門扉を開閉していたと伝えられているそう。実際に時計の音を鳴らしていただきましたが、3種類の音が鳴るにつれて「お~!」と参加の皆さんから驚きの声が聞こえました!
使われている文字盤は季節によって刻み方が異なり、日の長さによって時間を正しく示せるように使い分けていたといいます。生活に密着したからくりは、農村のリーダーであった伊賀七ならではの発明であるというお話に深く頷きました。
谷田部の老舗「和菓子玉川堂」の黒大福を堪能
資料館を出発しバスに乗り込むと、嬉しいおやつをいただきました。

谷田部で創業130年の「和菓子玉川堂」さんの「黒大福」。おもちに黒米を使用しているそうで、栄養価が高いのだそう。おもちは柔らかく、たっぷりとしたあんこと馴染み、おいしくて体に良い和菓子のすばらしさを感じました。
「地図と測量の科学館」で測量の歴史を学び、日本列島を体感
おやつに癒されたところで、次に向かうのは国土交通省国土地理院の「地図と測量の科学館」!
私たちの生活に根付く地図や測量に関する歴史、そして新しい技術を学んでいきます。まず迎えてくれたのは「日本列島空中お散歩マップ」。3Dメガネをかけて日本列島の立体感を見てみました。山脈の連なり、関東平野の平らさなどが一目瞭然で面白いです。

常設展示室では、世界図や現存する最古の地球儀「べハイムの地球儀」も展示されています。
また、江戸時代に作成された伊能忠敬の古地図の模写も大きなサイズ感で見ることができます。同時に地図作成の際に使われた測量器具も展示されているため、その偉業へイメージを膨らますことができますね!
2階のテラスからは屋外の地球ひろばを望むことができました。ちょうど雨が降ってきてしまいこの日は外へ出られなかったのですが、「日本列島球体模型」は登ってみると地球の丸さを体験できます。

「つくばエキスポセンター」で生活と科学のつながり、科学の発展の歴史を学ぶ
奈良時代、鎌倉時代、江戸時代と巡ってきたタイムマシン。最後に降り立つのは、未来を感じる科学技術を学ぶことのできる「つくばエキスポセンター」です!

1階は巨大なシャボン玉の中に入れる大人気展示もある「おもしろサイエンスゾーン」。体を使って遊びながら科学を体感できるコーナーですが、私のおすすめは「元素周期表」!ボタンを押すとその元素が生活の中で何に使われているのかが見えるもので、大人も子どもも楽しみながら学べます^^
プラネタリウムへ向かう通路には、1985年に開催された科学万博-つくば’85のメモリアル展示も。40周年を記念した期間限定の展示も行われており、つくばの発展の歴史を感じることができました。
2階にもさまざまな展示があります。宇宙への挑戦、生命への挑戦・・・ 食べものや生きものについてのクイズをとおして現在の問題を知り、未来を考える展示も。
科学と自然、歴史が彩るつくばの魅力に触れて
科学技術に触れ、これからに思いを向けながら、タイムマシンは帰路につきました。
多くの研究所があり、サイエンスシティとして新しい取り組みがたくさん行われている一方で、少し足を伸ばすと田園風景が広がり、筑波山のそびえる自然豊かなまち「つくば」。
現在、科学と自然の街であるつくばには、長い歴史の中で育まれてきた人々の暮らしがありました。歴史を知ると、今見ている景色がさらに色づいて見えますね。
私たちの暮らす「つくば」を知るルート。皆さんもぜひ、おでかけしてみてくださいね!
2025年6月14日(土曜日)ガイド付きツアー実施
※ガイド付きツアー…2025年度のみ実施する、PRを目的としたモニターツアー。
取材・文・写真撮影:仲条佑佳(第16・17代つくば観光大使)、株式会社ラール・アワー
編集:つくば市広報戦略課
企画協力:つくば観光コンベンション協会
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この記事に関するお問い合わせ先
市長公室 広報戦略課
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更新日:2026年03月24日