安全利用
自転車安全利用五則
1.車道が原則、左側を通行 歩道は例外、歩行者を優先
道路交通法上、自転車は軽車両と位置付けられているため、車道と歩道の区別があるところは車道通行が原則です。また、車道では道路の左側に寄って通行しなければなりません。歩行者を守る安全を心がけましょう。
2.交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
自転車の事故の多くは、交差点で発生しています。一時停止のある交差点では、必ず一時停止をして、安全を十分に確認してから通行しましょう。信号機のある交差点でも、信号の灯火にかかわらず、安全を十分に確認してから通行しましょう。
3.夜間はライトを点灯
夜間はライトを点灯しなければなりません。安全のため、夜間はライトを点灯し、反射器材を備えた自転車を運転しましょう。自転車に乗る前にライトが点くか点検しましょう。また、バッグや腕などに反射材を着用し、相手に自分の存在を知らせる工夫をしましょう。
4.飲酒運転は禁止
自転車も車両、酒気を帯びて自転車を運転してはいけません。お酒を飲む予定がある場合は、徒歩や公共交通機関を利用しましょう。また、酒気を帯びている者に自転車を提供したり、飲酒運転を行うおそれがある者に酒類を提供したりしてはいけません。
5.ヘルメットを着用
自転車の事故で亡くなった方の多くは、頭部を損傷しています。自転車に乗るときは乗車用ヘルメットを着用しましょう。
また、児童や幼児の保護者は、児童等が自転車を運転するときや児童等を自転車に乗車させるときは、児童等に乗車用ヘルメットをかぶらせるよう努めなければなりません。
つくば市では、条例で自転車利用者は反射材、乗車用ヘルメット等の安全器具利用に努めることとしており、加えて、道路交通法の改正により、令和5年4月からは全ての自転車利用者が乗車用ヘルメットをかぶるように努めなければなりません。
頭部を守るためにも乗車用ヘルメットをかぶって自転車に乗りましょう。
自転車の「点検・整備」をしましょう
交通事故の危険を避けるためには、使用する自転車がきちんと整備されていることが大切です。
点検をする部分は「ブタハシャベル」と覚えよう!

- ブレーキ 前輪ブレーキ、後輪ブレーキともよくきくか。
- タイヤ 適度に空気が入っているか。すり減っていないか。
- ハンドル 前の車輪と直角に固定されているか。
- 反射器材 付いているか。後方や側方からよく見えるか。
- 車体全体 全体の破損や変形がないか。
- 前照灯 電球が切れていないか。明るいか。
- サドル 適切な高さにしっかりと固定されているか。
- チェーン 緩みすぎていないか。
- ペダル 曲がっていないか。滑りやすくなっていないか。
- ベル よく鳴るか。
交通事故を防ぐために、自転車の点検整備をしましょう。
自転車保険に加入しましょう
「茨城県交通安全条例」や「つくば市自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」では、自転車の利用者は、交通事故などに備え、自転車損害賠償責任保険などに加入するよう努めることとしています。
自転車事故の高額賠償事例も発生しています(自転車で走行中の小学生が高齢者に正面衝突し、小学生側に約9,500万円もの高額賠償が命じられたケースもあります)ので、万が一の事態に備え、自転車損害賠償責任保険などに加入しましょう。
この記事に関するお問い合わせ先
都市計画部 サイクルコミュニティ推進室
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表)