つくばR8アイディアソン(2022年度)

更新日:2023年03月29日

ページID: 11888

地域を元気にするアイディア実行中!

つくばR8アイディアソンで生まれた各チームが、続々とアイディアを実行しています。
実行の様子などは、Facebookページ「つくばR8」をご覧ください。

各チームの活動状況

北条アースワーク

北条アースワーク展を開催

「北条アースワーク展」は、つくばワイナリーでの葡萄栽培の過程で発生する蔓などの自然素材や廃材を利活用して制作されたアート作品の展示企画を通して、北条の魅力を知ってもらうことを目指した取組です。

12月5日(月曜日)~10日(土曜日)にかけて展示を行い、最終日となる12月10日(土曜日)には交流会も開催しました。交流会では、制作者の皆さんから、作品への想いや制作過程でのエピソードなどを語っていただきました。普段とは違う素材を活用したり、普段は平面作品を制作することが多い方が立体作品に挑戦したりと、作家の皆さんにとっても様々な挑戦があったようです。

会場のつくばワイナリーからは、筑波山、宝篋山や平沢官衙遺跡などを望む風景も楽しむことができ、多くの来場者で賑わいました。

左:青空の下屋外の建物の傍で蔓などの自然素材や廃材などで作成されたアート作品の展示を見に来ている人達の写真。右:8名の方々が横一列に並んでピースサインをしている集合写真
左:木材で作られた土台の上に細くカットした幾つかの竹を組み合わせて地球を見立てた円形が置いてあるアート作品の写真。中央:木の根をつなぎ合わせて大きな家の様な形のアート作品の写真。右:木の根っこを巻いて作られた円形と器の形をしたアート作品の写真

小田から子育て応援隊

親子で地域交流体験ができる「PLAY SCHOOL」を開催

小田チームの「小田から子育て応援隊」は、2022年11月13日(日曜日)に「PLAY SCHOOL@旧つくば市立小田小学校」を開催しました。

この企画は子育てを通じた小田エリアと中心市街地との交流促進を目的として、「食」「音楽」「芸術」「小田の伝統」等の切り口に、乳幼児とその保護者に、多様な遊びを体験する場を提供するものです。

特に食のテーマでは、地域の食材を使ったパウチ型のワンハンド離乳食であるベビーパウチの作成、試食体験を実施しました。ベビーパウチは海外では、いつでもどこでも気軽に食べられる便利な離乳食として、よく食べられているもので、日本でも今後広がっていくことが予想されているものです。

当日は多くの親子が参加し、音楽家による生演奏を聞く、楽器や太鼓で音を出してみる、野菜や土器と触れ合う、手や足に絵の具を塗って大きな紙に色を付ける、影絵を作ってみるといった、五感を存分に使った体験を楽しみました。

あそびこそ、まなび。Feel the world PLAY SCHOOL(2名の女の子がブルーシートの上に置かれた容器の中に入っている野菜などを触っている写真
左:グランドピアノの前やチェロなどの楽器を持った5名の女性が立っているのを参加者の親子が見ている後ろ姿の写真。右:育てた野菜が室内に敷かれたブルーシートの上に置かれ6名の方々が集まっている写真

GO!大曽根

スタンプラリー企画「大曽根・花畑・筑穂マスター」を実施

大曽根チーム「GO!大曽根」では、2022年11月1日(火曜日)~12月11日(日曜日)の期間に、大曽根・花畑・筑穂やその周辺地域を対象としたスタンプラリー企画を実施しました。

スタンプラリーのスポットには、地域のお店や研究所などを設定そ、そこでのアクションによって、獲得できるポイント数が変化する仕組みとして、地域における交流を促進しました。
また、期間中に研究機関等に協力いただき、実験教室や出前講座を開催し、地域の子供たちが、各研究機関等の取組を知る機会をつくりました。

スタンプラリー期間終了後には、賞品抽選会が行われ、獲得したスタンプ数に応じてくじ引きを行い、地域のお店の商品券など「じもとのいいもの」をプレゼントしました。

左:室内で6名の方々が輪になって座り話し合っている写真。右:「大曽根・花畑・筑穂マスター」 スタンプラリーシート
左:7名の大人が見守るなか2名の女の子が長テーブルに置いてある横長の箱を見ている写真。右:親子で参加した母親と女の子が向かい合って座っている女性にスタンプラリーシートを指さしてスタンプを押してもらおうとしている様子の写真

くりーんあっぷさいくる!吉沼

くりーんあっぷさいくる吉沼

吉沼チーム「くりーんあっぷさいくる吉沼」では、環境問題に対する意識啓発を図り、環境美化という側面から吉沼の地域活性化に貢献することを目的に複数の取組を実施します。

2023年1月21日(土曜日)には、産業技術総合研究所の小寺博士を講師に招き、「ケミカルリサイクルとブロックチェーン」をテーマとした勉強会を開催しました。

2023年2月5日(日曜日)には、食と酒の祭りin吉沼に合わせ、ごみ拾い企画「サンポ・デ・ヒロオ!」を開催しました。参加者は、1時間程度で吉沼地域内で自由にごみ拾いを行い、ごみ拾い中の歩数を万歩計で計測しました。その後、会場に戻り環境クイズを行い歩数との合計で順位を決定し、表彰式が行われました。また、この企画のために制作されたオリジナルソングも披露されました。

今後、アート作品の設置により不法投棄の防止を目指す「ごみ0アート展」も実施予定です。

左:黒色のカーテンがひかれた窓側に設置された長机の上に機械のような物が置かれている左側に立って話をしている小寺博士の写真。中央:スクリーンの前に立っている男性の話を席に座って聞いている参加者の後ろ姿の写真、右:ごみ拾い企画「サンポ・デ・ヒロオ!」のチラシ
サンポ・デ・ヒロオ!の様子
サンポ・デ・ヒロオ!の様子

GOGO!KAMIGOチーム

生きている食べもの展を開催

上郷チームの「GOGO!KAMIGOチーム」では、2022年10月9日(日曜日)にプレ展示会、11月1日(火曜日)~30日(水曜日)にかけて「生きている食べもの展」を開催しました。

この企画は、上郷で採れる魚や畑で収穫される野菜・果物など、食べものとして消費しているものを展示する企画を実施することで、食文化の理解促進や地元飲食店のPRに貢献することを目指す取組です。

展示では、生き物(動植物)とその調理された状態を現物、パネルなどで展示しました。
また、展示期間中の日曜日には、スタッフが常駐し来場者に展示についての説明を行いました。

左:「生きている食べもの展」と書かれた展示会を見学している方々の写真。右:「生きている食べもの展in上郷」と書かれた展示会の入り口から入って見学している親子連れなどの見学者の写真
左:「生きている食べもの展」と書かれた展示会の看板の写真。中央:上郷の畑で収穫される果物などの写真が掲載された大きなパネルなどが展示されている写真。右:展示会場に展示されている収穫された実物のパパイヤの写真

さかえほん

絵本の制作・弓矢づくり体験イベントを開催

栄チーム「さかえほん」では、栄地区の歴史・文化などを題材とした絵本を制作し、イベント等に参加した子供たちに配布することで、地域への愛着の醸成や地域理解の促進に繋げる取組を進めています。

2023年2月12日(日曜日)には、栄地区の一部で現在も行われている流鏑馬(やぶさめ)文化を参考にした弓矢づくりイベントを開催しました。

当日は、チームで制作した絵本の読み聞かせや栄の流鏑馬文化に関する説明を行った後、スタッフのサポートのもと、ウツギの木を曲げて紐を括り付けたり、竹の皮を剥いだりして、弓と矢を製作しました。完成後は、各自製作した弓矢を持って、八龍神社に移動し、実際に的に向かって矢を放ちました。的に当たると歓声が上がるなど、参加者の皆さんも楽しそうに過ごしていました。

また、イベント参加者には、チームの皆さんが制作したオリジナル絵本が配られました。

弓矢づくり体験イベントの様子
弓矢づくり体験イベントの様子
弓矢づくり体験イベントの様子

IgaTech(イガテック)

地域イベントとのコラボによる科学体験

谷田部チームの「IgaTech(イガテック)」は、3年ぶりに開催された「谷田部市街地のオータムフェア」とコラボレーションしてイベントを盛り上げました。

チーム名の「イガテック」は、江戸時代の谷田部の有名な発明家である「飯塚伊賀七(いいつかいがしち)」の「いが」とつくばらしい「科学技術(テクノロジー)」の「テック」を掛け合わせた造語で、まさに谷田部地域らしい名称です。

地域にある、つくば工科高校の学生達によるロボット体験ゲーム、筑波大学藤田研究室とのコラボによるAR技術を使ったロゲイニングを実施し、子どもから大人まで一緒に楽しめるイベントとなりました。

そして夕方からは、飯塚伊賀七に関する物語のプロジェクションマッピングを投影しました。谷田部の偉人と現代の技術が融合した内容で、壁一面に広がる映像は迫力満点。他では見ることができない貴重なものでした。

左:校舎の前に立っている女性が話をしている写真。右:飯塚伊賀七の文字とリンゴほっぺでちょんまげを結った男性のイラストが校舎の壁に映されたプロジェクションマッピングの写真
左:お酒を催促している飯塚伊賀七におかっぱ頭のロボットがお盆に乗せたお酒を運んでいるイラストが校舎の壁に映されたプロジェクションマッピングの写真。中央:屋外に設置されたテントの下で親子連れが遊んでいる写真。右:ダンボールにQRコードが印刷された用紙が紐でかけられている写真

チーム高見原

地域の防災力を上げるキッチンカー子ども食堂を開催

高見原チームの「移動式子ども食堂2.0」は、10月29日(土曜日)に「地域の防災力を上げるキッチンカー子ども食堂」を開催しました。

秋晴れとなった会場では、日本初の防災キッチンカーによる移動式子ども食堂として、災害時などでも水やお湯を注ぐだけで食べることができる「アルファ米」を使ったおにぎりサンドと食材を薄くスライスすることで火が通りやすくしたたっぷり野菜のミネストローネスープ🫕の防災食セットを味わうことができました。

他にも、地元消防団との協働で小学生を対象とした「防災パトロール」を実施。パトロールで発見したことをその場で市長へ報告し対応が検討されることになる他、レクリエーションとして、ドローンの操縦やボスボム作りが体験できるワークショップ企画も開催され、多くの親子で賑わいました。

高見原に防災キッチンカーがやってくる!のチラシ
左:容器に注がれた野菜のミネストローネスープを見ている女性や男の子の写真。中央上:テントの下に設置された長テーブルの上に置かれた野菜のミネストローネスープなどの防災食を頂いている子供たちの写真。中央下:車体にレスキューキッチンカーと書かれた車の写真。右:消防職員の男性が赤色の扉を開けて箱に入っているホースを見せながら3名の女の子に説明をしている様子の写真

各地域で実証していくアイディアが決定しました!

2022年7月30日(土曜日)、つくばR8アイディアソンDay4のプログラムを開催し、これまでのプログラムを通じて磨き上げてきたアイディアをチームごとに発表していただき、実証委託費を得て実証に進むチームとその中から優秀賞2チームを決定しました。

また、iriai tempo代表の橋永貴郁(はしながたかふみ)さんにお越しいただき、地域での活動を行おうと思った背景や活動を通しての経験などをお話しいただき、メンターの堀下恭平さんと掛け合いや参加者との質疑応答も交えてのトークセッションも開催しました。

今後は、各チームで発表したアイディアの実現に向けて取組を進めていきます!

審査結果

優秀賞

  • 小田から子育て応援隊
  • IgaTech(イガテック)

採択されたチーム

  • 北条アースワーク
  • 小田から子育て応援隊
  • GO!大曽根
  • くりーんあっぷさいくる!吉沼
  • GOGO!KAMIGOチーム
  • さかえほん
  • IgaTech(イガテック)
  • チーム高見原

各チームのアイディア

北条アースワーク

北条アースワーク(つくばワイナリーの藁を再利用してアート作品を作る)北条アースワークチーム(芝生が広がる敷地に建てられたつくばワイナリーの建物)のアイディア映像

つくばワイナリー等地域の自然資源・環境を知り、それらを活用したアート作品をみんなでつくる活動(Environmental art≒アースワークと表現)を行う。

小田から子育て応援隊

小田ベビーパウチで暮らしをつなぐ 小田から子育て応援隊(浦田・磯・梶原・沢辺・上迫・田村・南波・在間・岡野)

小田の食材を活かしたベビーパウチ(吸いながら食べる離乳食のようなもの)の開発を目指しながら、小田でいくつかの子ども向け交流活動を実施することで、中心市街地等と小田との暮らしをつなぐ。

GO!大曽根

ずっと住みたいまち大曽根 チーム名:Go!大曽根 寺内・石塚・松山・太田・林

地域への帰属意識を高め「ずっと住みたいまち」になることを目的として、花畑や筑穂という新しい市街地と古くからの住民も多い大曽根との交流を活性化する。農業体験や街歩きスタンプラリーなどを検討している。

くりーんあっぷさいくる!吉沼

子どもも大人も楽しくつながる サンポ・デ・ヒロオ!くりーんあっぷさいくる!吉沼(霞んだ山と緑豊かな木々の風景写真)のアイディア映像

拾ったごみの種類や数に応じてポイントを加算していき、ポイントを多く集めた参加者には、吉沼にちなんだ賞品を贈呈するなど、ごみ拾いにゲーム性を持たせ、環境美化と地域住民の交流促進を図る。

GOGO!KAMIGOチーム

生きている食べもの展in上郷GOGO!KAMIGOチーム(大島、各務、貴志、澤田、松木、松本)2022年7月30日つくばR8アイデアソン

小貝川で採れるナマズ・ウナギ・ドジョウや地元の畑で収穫される野菜・果物など、食べ物として消費している魚・野菜などを、地元の飲食店関係者と連携し、展示する企画を実施することで、食文化の理解促進を図ったり、地元飲食店のPRに貢献する。

さかえほん

絵本・まち歩き「さかえさんぽ」のアイディア映像

栄の歴史や文化を参考に、絵本を作成する。また、絵本のストーリーにちなんだまち歩きイベントを開催し、実際に栄の歴史、文化、街並み、名産品などを体験してもらう。他にも、子どもたちへの読み聞かせを行うことで、地域のお年寄りと子どもたちの交流を図る。

IgaTech(イガテック)

谷田部の「歴史」×つくばの「現代の科学技術」プロジェクト イガテックのアイディア映像

地域の歴史の代名詞、飯塚伊賀七と地域の高校や大学が有するARやプロジェクションマッピング、ロボットといった科学技術とを掛け合わせ、谷田部らしい古今融合のまちをPRする。

チーム高見原

左:頭に三角巾をした女の子と母親が一緒に料理を作っている写真。右上:男の子が野菜を収穫している写真。右下:小さな女の子と男の子が料理を作っている様子の写真

キッチンカーを活用した移動式子ども食堂を中心として地域コミュニティ強化を図ることで地域住民等の交流促進や防災力を高めていく。

Day4の様子

左:広い会場の右側に設置されたスクリーンの左に立つ人の話をグループごとに座って聞いている参加者の写真。右:椅子の上に置いた小さな紙についている紐を集まっている人達が握っている写真
左:3名の男性と1名の女性のグループが話し合っている様子の写真。右:5名のグループが机の上に資料を広げて話し合っている写真
左:壁に映された映像を椅子に座っている参加者が見ている写真。右:壁に映された映像の右側の檀上で女性がマイクを手に持ち話をしている写真
左:氏名が貼られている机の右側に座っている女性がマイクを手に持ち話をしている写真。右:iriai tempo代表の橋永貴郁さんのプロフィール映像が壁に映され右下に座っている男性がマイクを持って話をしている写真
左:4名の方々が横一列に並び、左から2番目の女性が賞状を手に持っている写真。右:7名の方々が横一列に並び、前中央の女性が賞状を手に持っている写真
つくばR8アイディアソンに参加した方々が集まっている集合写真

Day3フィールドワーク

各チームで、つくばR8アイディアソンDay3にあたるフィールドワークが行われています!

フィールドワークでは、

  • 実際に地域のスポットを訪れてみる
  • 地域の飲食店でおすすめのグルメを味わい、お店の方にインタビューする
  • 地元の方々から、地域の歴史や文化について学ぶ
  • 周辺市街地活性化協議会の方に、チームで考えているアイディアを投げかけてみてアドバイスをもらう

など、チームによって様々なかたちで実施されています。

実際に足を運んでみることで、アイディアに繋がる新たな発見があったり、地元の方々とのお話の中で地域の状況を知ることができたりと、メンバー同士協力しながら、アイディアのヒントを獲得しています。

フィールドワークを経て、7月30日(土曜日)のDay4で、各チームにアイディアの最終発表をしていただきます!

左:畳敷きの室内で右中央に座っている女性の話を4名の参加者が聞いている写真。右:黒板のある教室内で7名の方々が机をつけて座り話し合っている様子の写真
左:絵画が飾られている室内で5名の参加者が話し合っている様子の写真。右:鬱蒼と茂っている草むらのある道路を奥に向かって歩いている参加者の後ろ姿の写真
左:縦長の大きな鉢に植えてある1本の木の周りに集まって話をしている参加者の写真。右:和室の室内で2つのテーブルを挟んで座っている参加者が話し合っている様子の写真
左:奥に設置されたテレビの画面を見ている5名の参加者の後ろ姿の写真。右:建物の前の広場に輪になって集まり話を聞いている参加者の写真

Day2を開催しました!

2022年6月19日(日曜日)、つくばR8アイディアソンDay2を開催しました!
Day2では、メンバー全員のアイディア発表やチームビルディングを行いました。

アイディア発表では、メンバーの皆さんから、ワクワクする素敵なアイディアをたくさん聞くことができ、地域やこのアイディアソンへの想いを感じることができました。
また、皆さんのアイディアについて、メンターの菅原広豊さん、アドバイザーの蓮見孝先生、西野由希子先生、江本珠理さんから、講評をいただきました。

その後、メンバー・地域の皆さんで投票を行い、選ばれた8つのアイディアを柱として、Day3以降一緒に活動していくチームづくりを行いました。

今後は、チームごとに、フィールドワーク(Day3)などを行い、アイディアを磨き上げていき、7月30日(土曜日)の Day4で、実行プランとしてプレゼン発表していただきます!

Day2の様子

左:9名のチームが集まり机に広げた模造紙に記入している男性の手元を見ている写真。右:5名のチームが集まって話し合っている様子の写真
左:机の右側に立っている2名の男性と左に立っている女性が話し合っている様子の写真。右:4名のチームが机の周りに座り話し合っている様子の写真
左:紙が貼られているホワイトボードの右側に男性が立ちマイクを持って話をしている写真。右:机に置かれたエントリーボードの用紙に記入している男性の写真

Day1を開催しました!

2022年6月12日(日曜日)、つくばR8アイディアソンDay1を開催しました!

Day1では、堀下恭平さんのナビゲートのもと、参加者の皆さんの自己紹介や周辺市街地を知り、アイディアの種を出し合うワールドカフェなどを行いました。R8の協議会の方にも来ていただき、各地域の紹介をしたり、ワールドカフェでは参加者(メンバー)からの質問にも答えていただいたりしました。

また、菅原広豊さんの講義では、菅原さん自身の“エピソードゼロ”的なお話をしていただき、メンバーの皆さんに、一歩踏み出すことの重要性などを伝えていただきました。
終盤には、茨城大学の西野先生からも、講評をいただきました。

6月19日(日曜日)に行うDay2では、メンバーの皆さんからアイディアを発表していただき、投票で実現に向けて柱となるアイディアを決定していきます!

つくばR8アイディアソンに参加した方々が集まり両手でハートを作っている集合写真

ワールドカフェの様子

左:机に広げた模造紙を見ながら座っている参加者が話し合っている様子の写真。右:ファイルに挟んだ資料や付箋紙に書き込んでいる女性の後ろ姿の写真
左:大きな模造紙に貼られた付箋紙の間に文字を記入している女性の写真。右:6名のチームが机に集まって話し合っている様子の写真

講義で学ぶ×みんなでアイディアを磨く×地域で実践

つくばR8アイディアソンとは

つくばの8地域の未来、あなたの視点で考えてみませんか?のチラシ

周辺市街地を元気にしたい人が集まり、参加者同士がチームとなって地域づくりの企画から実証までを行う実践型プログラムです。アイディア出しに留まらず、審査で選ばれた8つのアイディアには実証委託費が最大30万円支給され、自分たちの力でアイディアの実証に挑戦していただきます。

ワークショップではアイディアの実証に向けて、地域づくりの経験が豊富なメンターや有識者たちによるアドバイスを受けられます。また、個人では難しいと思うことでも、チームで取り組むことで、参加者一人一人の経験や強みを活かしてアイディアの可能性を拡げていくことができます。

(注意)アイディアソンとは、「アイディア」と「マラソン」を組み合わせた造語で、みんなでアイディアを出し合いまとめていく形式のイベントです。

周辺市街地とは?

つくば市周辺市街地のマップ

つくば市には、合併前の旧町村時代から生活の拠点として発展してきた8つの市街地(北条・小田・大曽根・吉沼・上郷・栄・谷田部・高見原)があり、それぞれ今は市の周辺部に位置することから「周辺市街地(愛称:R8)」と呼んでいます。

各地域の情報については、市ホームページおよびfacebook「つくばR8」、Youtubeチャンネル「つくばR8チャンネル」をご参照ください。

応募方法

つくばの8地域の未来、あなたの視点で考えてみませんか?

4日間のプログラムとなっているため、原則すべてにご参加ください。
審査で提案したアイディアが選ばれた場合、チーム代表者としてアイディアの実証に挑戦していただきます。

  • 募集期間
    2022年4月11日(月曜日)から2022年5月29日(日曜日)
  • 参加費
    無料
    ただし、交通費等の参加に関する各種費用は自己負担となります。
  • 募集人数
    30名程度
    (注意)応募多数の場合、書類選考をすることがあります。応募結果については募集期間後に事務局からご連絡いたします。
  • 募集対象
    分野や経験の有無を問わず、多様な人材を募集します。(学生可。未成年の場合、保護者の同意要)
    • 周辺市街地を元気にしてみたい方
    • 地域づくりのアイディアを企画から実現まで実行してみたい方
    • 地域づくりに興味のある人たちと出会いたい方
    • 地域づくりのメンターから学び、実践したい方
    • 地域住民の協力を得ながら、地域づくりをしてみたい方
      • (注意) 以下に該当する方は、応募できません。
        (ア・イについては、本事業がR8への新規参画を促す目的であるため対象外)
        • ア.つくばR8地域活性化プランコンペティション採択者
        • イ.周辺市街地活性化協議会会員
        • ウ.反社会的勢力と関わりのある者
        • エ.市税や都道府県税、所得税、法人税及び消費税等の滞納がある者
  • 申込方法
    募集要項を確認の上、以下の応募フォームからご応募ください。
    ​​​​​​​【応募フォームの記入内容】
    • ア.基本情報(氏名、年齢、連絡先、住所)
    • イ.応募動機
    • ウ.具体的にやりたいこと
    • エ.興味のある地域(複数選択可)
    • オ.類似体験や得意なこと

留意点

  • 当事業の様子は、広報誌やホームページなどにて一般に公開する可能性がありますので、写真などの掲載について、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
  • 応募時にご提出いただく個人情報に関しては、本事業に関する連絡など、運営に使用し、厳重に管理するとともに、本人の許可なく公表はしないものとします。
  • アイディアソンで作り上げたプランの著作権は個人には帰属しないことをご了承ください。
  • 応募期間後に運営事務局から連絡をしますので、「@mikami-web.co.jp」からのメールを受信できるよう、設定をご確認ください。

メンター

左:堀下恭平氏(株式会社しびっくぱわー代表取締役社長)の写真。右:菅原広豊氏(茨木移住計画代表)(Hitachifrogs代表)の写真

R8ネットワーク有識者

左から蓮見孝氏(筑波大学名誉教授)西野由希子氏(茨城大学人文社会科科学部教授)堀田誉氏(株式会社Co-Lab共同代表)江本珠理氏(合同会社for here代表)の写真

実施スケジュール

実施スケジュールの詳細
月日 場所 内容
4月11日(月曜日)から5月29日(日曜日)

 

募集期間
6月12日(日曜日) 13時から16時30分(予定) つくば市役所2階201会議室 Day1 地域づくりの先進事例から学ぶ!
  1. 講義
  2. 自己紹介&ワークショップ
6月19日(日曜日) 13時から17時(予定) つくば市役所2階201会議室 Day2 アイディアをブラッシュアップして発表!
  1. アイディア発表準備
  2. 参加者全員によるアイディア発表&投票
  3. 投票・審査 1.結果発表
  4. 交流会にて8つのチームを結成
7月中旬 午後 各周辺市街地 Day3 チームごとに現地フィールドワーク!
対象とする周辺市街地に現地集合し、地域の人たち(協議会)と現地フィールドワーク&ワークショップ
7月30日(土曜日) 13時から16時30分 つくば市役所2階202・203会議室 Day4 最終プラン発表&表彰!
  1. 各チームで発表準備
  2. 最終発表
  3. 審査2.結果発表&表彰式
9月から2月   アイディアの実証
2023年2月中旬   つくばR8地域会議にて成果発表
2023年3月   実績報告書提出

(注意) 新型コロナウィルス感染症の状況により、内容の一部がオンライン開催になる可能性があります。

審査基準

審査基準の詳細
評価項目 評価視点
地域性 地域資源をうまく活用するなど、地域らしさのあるアイディアか
地域との連携が図れるアイディアか
企画力 新規性があり、魅力的なものか
市内外に地域の魅力をプロモーションできるアイディアか
実現性 具体的で実現性の高い計画が立てられているか
事業を実施できる体制の見込みがあるか
継続性 実証期間終了後も事業として継続することは可能か
他地域に事業モデルとして波及するなどの発展性はあるか

お問い合わせ

運営事務局

つくばR8実証化アイディアソンについては下記までお問い合わせください。

株式会社ミカミ
〒311-4153 茨城県水戸市河和田町4471-45
電話:029-253-9015

主催

その他のご不明な点は以下までお問い合わせください。

つくば市 都市計画部 周辺市街地振興課

この記事に関するお問い合わせ先

都市計画部 周辺市街地振興課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-828-4966

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。