感染症情報
手足口病
手足口病は、エンテロウイルスやコクサッキーウイルスによっておこる感染症で、子どもを中心に主に夏に流行します。
感染すると、3~5日後に、手のひら、足の裏、口の中に水疱性の発疹が出ます。熱が出ることもありますが、高熱が続くことは通常ありません。
基本的には軽い症状の病気ですが、まれに、髄膜炎や脳炎等の合併症が起こることがあるので、経過観察をしっかり行い、発熱や頭痛、嘔吐等の症状がみられた場合は、速やかに医療機関を受診することが大切です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、A群レンサ球菌による上気道感染症で、乳幼児では咽頭炎、年長児や成人では扁桃炎が現れ、発赤毒素に免疫のない人は猩紅熱といわれる全身症状を呈します。
梅毒
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌による感染症で、主に性的接触により感染する感染症です。
2018年以降、全国的に梅毒の報告数は高い水準で推移しています。
感染性胃腸炎
感染性胃腸炎は、細菌又はウイルスなどの感染性病原体による嘔吐、下痢を主症状とする感染症です。原因はウイルス感染(ロタウイルス、ノロウイルスなど)が多く、毎年秋から冬にかけて流行します。
【茨城県】ノロウイルスに注意!! (PDFファイル: 276.9KB)
麻しん
麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強く、手洗い、マスクのみで予防はできません。免疫を持ってない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。麻しんは世界で流行している感染症で、海外から持ち込まれる可能性や、そこから国内で広がる可能性が懸念されています。
予防接種歴を確認し、2回接種していない方は予防接種を検討しましょう。
【茨城県】海外ではまだまだ多い!麻しん(はしか)に注意!!(外部リンク)
インフルエンザ
インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することで起こる病気で、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、 筋肉痛、全身倦怠感等の症状が比較的急速に現れるのが特徴です。
【茨城県】インフルエンザ流行情報-2024-2025シーズン-(外部リンク)
新型コロナウイルス感染症
この記事に関するお問い合わせ先
保健部 予防接種・感染症対策室
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表)
更新日:2025年01月14日