除菌ロボットによる感染症拡大防止事業

更新日:2023年03月01日

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【令和2年10月から令和3年3月まで】市内公共施設に除菌ロボットを導入しました

 つくば市では、内閣府の「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」を活用し、市内公共施設で除菌ロボットの試験的運用を行っています。人による除菌作業の代替手段として、最先端技術を活用した除菌ロボットを活用することで、感染リスクの回避と安心安全な施設管理を目指します。

導入したロボット

除菌清掃ロボットCL02

ベンチの前の床を清掃している除菌清掃ロボットCL02の写真

開発企業:CYBERDYNE株式会社(つくば市)
除菌方法:除菌剤噴霧
導入場所:つくば市役所本庁舎1階
導入期間:令和2年(2020年)10月から令和3年(2021年)3月
作業時間:月曜日、火曜日、水曜日、金曜日の閉庁後

UV-C紫外線照射 自動巡回ロボット

暗い部屋の中、ライトを転倒させながら本棚の間を巡回しているUV-C紫外線照射 自動巡回ロボットの写真

開発企業:株式会社Doog(つくば市)
除菌方法:紫外線照射
導入場所:つくば市立中央図書館、スタートアップパーク、つくば市役所(予定)
導入期間:令和2年(2020年)10月から令和3年(2021年)3月
(注意)中央図書館で令和3年1月まで導入、その後スタートアップパーク、つくば市役所などで順次導入予定
作業時間:中央図書館では火曜日、水曜日、木曜日、金曜日の閉館後

【令和2年8月21日】市長と除菌ロボット開発企業との意見交換を行いました

除菌ロボットの導入に先立ち、ロボットの開発企業であるCYBERDYNE株式会社(本社:つくば市、代表取締役社長:山海嘉之)と株式会社Doog(本社:つくば市、代表取締役:大島章)の2社の社長をお招きし、つくば市長と市内公共施設への除菌ロボット導入に向けて意見交換を行いました。

2台の除菌ロボットと一緒に撮影した集合写真

(左から)CYBERDYNE株式会社山海社長、つくば市五十嵐市長、株式会社Doog大島社長

(五十嵐市長)最先端にいる方々の努力により新しいテクノロジーが生まれていることに感謝している。新型コロナウイルスの最大のテーマの一つである感染対策に際して、ロボットを活用することで人の手で消毒・除菌する負担を軽減できるというメッセージを示していければよい。

(CYBERDYNE山海社長)自治体では初めて除菌ロボットを活用していただくことになった。これからは非対面・非接触系のロボット技術が大きく貢献できる時代になっている。社会の在り方に一石を投じるような技術により次の新しいSDGsの形が見えてくる。

(Doog大島社長)ロボットに求められる能力がどんどん変わっていく。新型コロナウイルス感染症対策についてはまだまだ施設運営者も悩みながらやっているが、運用方法を含めた除菌業務での活用の手ごたえをなるべく早期に生み出していきたい。

意見交換の詳細は以下の資料をご参照ください。

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