パブリックコメント資料 つくば市バリアフリーマスタープラン(案) 【わかりやすい版】 令和6年(2024年) 月 バリアフリーってなに? 「バリアフリー」の「バリア」とは、英語でかべ(障壁)という意味です。バリアフリーとは、生活の中で不便を感じること、様々な活動をしようとするときのバリアをなくす(フリーにする)ことです。 例えば、道路や建物に設置されている「点字ブロック」や「スロープ」、「手すり」、「エレベーター」などがバリアフリーの施設ですが、私たちが利用する駅や道路、病院、学校などには、みんなが歩きやすく、移動しやすいようにさまざまなくふうがされています。このような便利な施設をきちんと作っていくことがみんなが住みやすいまちにするために大切なことです。 まちのなかにあるバリアフリー施設を見てみよう ・車いすの方がエレベーターに乗りやすいように低い位置にボタンがあります。 ・外国人の方が迷わないように、外国語の案内かんばんがあります。 ・ベビーカーや車いすの方が通りやすいようにスロープがあります。 ・目の不自由な人が歩きやすいように、足元に点字ブロックが敷いてあります。 お年寄りや体の不自由な人など、困っている人を助けるおもいやりの心(心のバリアフリー)を育てていくことが大切です。困っている人を助けるために、いろいろなマークがあることも知っておきましょう。 心のバリアフリーをみんなで育てよう ・障害者が利用できる施設であることを表すための世界共通のシンボルマークです。 ・目が不自由な人のためのシンボルマークです。目が不自由な人がつかう施設に表示されています。 ・ベビーカーを折りたたまずに安心してベビーカーをつかえることを知らせるマークです。 ・聞こえない(聞こえにくい)ことを表すとともに聞こえない人へ親切にするためのマークです。 ・障害のある人を支えるために訓練された犬(ほじょ犬)のことを知ってもらうためのマークです。 バリアフリーマスタープランとは? バリアフリーマスタープランとは、みんなが住みやすいまちを目指して、まちのなかのバリアを無くしていくことをみんなで一緒にとりくむための計画です。 バリアフリー化に向けた基本的な考え方 テーマ(基本理念) つながりを力に「誰一人取り残さない」まちづくり つくば市のバリアフリー化を進めるためには、みんなが一緒にささえあい、しっかりとつながることが大切です。 「誰一人取り残さない」という想いをもって、みんなが安心して自分らしく生活できるように、まちづくりを一歩ずつ進めていきます。 取り組むこと1(基本方針) みんなが移動しやすいまちをつくる どんなことにとりくむの? ・歩道のだんさや急なさかみちをゆるやかにしたり、目が不自由な人のための点字ブロックやわかりやすい案内かんばんの設置を進めます。 ・みんなが利用しやすい新しい技術や、ほかのまちの良いとりくみを見本にします。 ・電車やバスやタクシーなどがもっと便利になるようにとりくみます。 取り組むこと2(基本方針) おもいやりの心(心のバリアフリー)を育てる環境をつくる どんなことにとりくむの? ・お年寄りや体の不自由な人などのさまざまな市民がお互いを理解できる環境づくりを進めます。 ・学校などでおもいやりの心(心のバリアフリー)を育てるとりくみを進めます。 ・さまざまな市民が交流できるイベントなどをひらきます。 取り組むこと3(基本方針) 市の施設のバリアフリー化を進める どんなことにとりくむの? ・新しい市の施設をつくるときはもちろん、現在ある市の施設もバリアフリー化を進めます。 ・施設の中では、みんなが平等に利用できるように、一人ひとりに合わせたサポートの方法をくふうします。 ・施設を利用するお年寄りや体の不自由な人などと協力しあって、みんなが使いやすい施設を目指します。 つくば市バリアフリーマスタープラン 令和6年(2024年) 月 発行 つくば市政策イノベーション部企画経営課 〒305-8555 茨城県つくば市研究学園一丁目1番地1 電話 029-883-1111(代表) FAX 029-828-4708