【アーカイブ配信中!】ダイバーシティ・マネジメントセミナー 組織を活性化させる新しい働き方【小室淑恵氏 講演会】
令和6年(2024年)11月11日に株式会社ワーク・ライフバランスの小室淑恵氏を講師にお迎えして開催した「つくば市ダイバーシティ・マネジメントセミナー 組織を活性化させる新しい働き方」のアーカイブ配信を開始しました。
男性の育児休業取得促進や長時間労働の是正等の働き方改革の重要性を改めて知ることのできる内容です。令和7年3月31日までの期間限定配信ですので、ぜひ御覧ください!

アーカイブ配信用URL
以下のリンクより、YouTubeでアーカイブをご視聴いただけます。
当日ご都合が合わなかった方はもちろん、御参加いただいた方にとってもセミナーの内容を改めて振り返っていただける機会となりますので、ぜひ御覧ください!
【講演】つくば市ダイバーシティ・マネジメントセミナー 組織を活性化させる新しい働き方(外部リンク)
【対談】つくば市ダイバーシティ・マネジメントセミナー 組織を活性化させる新しい働き方(外部リンク)
アーカイブ配信期間
令和7年(2025年)3月31日まで
注意事項
本動画の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。
講演詳細
開催日時
2024年11月11日(月曜日)午後1時30分~午後4時(開場午後1時)
主催
つくば市(ダイバーシティ推進室及び産業振興課)
実施方法
会場開催:つくばカピオ ホール(つくば市竹園1-10-1)
オンライン配信:YouTube(※限定公開となりますので、事前に申込みが必要です)
対象者
市内企業の経営者・管理職・人事担当の方
市内在住・在勤・在学の個人の方
セミナーチラシ
ダイバーシティ・マネジメントセミナーチラシ (PDFファイル: 1.1MB)
会場からのご質問・回答
当日は、会場からも多くのご質問をいただき、誠にありがとうございました。小室淑恵氏のご回答と合わせて、一部抜粋及び要約してご紹介いたします。
働き方改革について
≪ご質問≫
Q.営業職はお客様の都合に合わせて対応しなければならず、どうしても長時間労働になってしまう傾向があります。お客様との向き合い方を見直し、当社でも働き方改革を進めたいのですが、成功事例等があれば教えてください。
≪小室淑恵氏のご回答≫
A.時間外にお客様からの突発的な仕事の依頼がこない人の働き方をみると、
【長期的な業務進行(納期に間に合わせるためには、いつまでに何をやっておくべきか)をきちんと顧客と共有している】ことが分かりました。
このように突発的な仕事の依頼がこない人の働き方の工夫を観察し、他の社員にもそのノウハウを共有することで、時間外の仕事を減らすことができると思います。
また、事前に残業ができない日が分かっていれば、お客様に先手をうつことも大切です。
例えば、業務時間外に連絡をしてくるお客様がいるとします。その場合は、午後一番に「本日は〇〇の予定で▲時までに退勤しなければならないのですが、何かご用件はないですか?」と先手をうち、自分から連絡を入れるようにすると効果的です。
計画的に仕事に取組むことが大切です。
男性の育児休業取得について
≪ご質問≫
Q.職場では男性社員の育児休業取得を奨励していますが、本人が重要な仕事を抱えている場合や、属人的な仕事の場合もあり、長期の育児休業取得をためらう人がいます。そのような人に対し、上司や同僚はどのような配慮や働きかけが必要でしょうか。
≪小室淑恵氏のご回答≫
A.常日頃から事情がある人「以外」が休める職場環境か、が最大のポイントだと思います。
私たちがコンサルティングする会社では、「マニュアル休暇」というものを実施します。マニュアル休暇とは、年度初め(例えば学校行事の予定表が出る4月)に、社員全員が年間に2週間以上休む日を決め、社員間で調整して、順番に休暇を取得していくというものです。
休暇の取得にあたっては、事前に仕事のマニュアルを準備する必要がありますが、そこに特徴的な点があります。それは、担当者の代わりに仕事をする人がマニュアルを作成するという点です。なぜなら、担当者自身がマニュアルを作成すると、他の人には分からないものになる場合があるからです。
このような取組によって、全ての仕事が洗い出されるとともに、マニュアルで機能しなかった課題も見える化されます。そしてマニュアルのアップデートを繰り返していくことが、常日頃から事情がある人「以外」が休める職場環境作り及び男性の育児休業取得促進の根本的なソリューションになると考えています。
この記事に関するお問い合わせ先
市長公室 ダイバーシティ推進室
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7586
更新日:2025年01月20日