低炭素な交通手段への転換

更新日:2023年03月01日

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新たな低炭素交通の検討

つくば市では「環境モデル都市行動計画(つくば環境スタイル”SMILe”)」(平成26年4月)の取組の一つとして、つくばエクスプレス沿線の軸に加え、つくば駅を中心に南北方向に基幹軸を形成し、移動効率を高めるための公共交通の強化と利用促進、自動車中心の交通からの転換による更なるまちの低炭素化を目標に、まちづくりと一体となった新たな交通システム(BRTやLRT)の導入について、概ね平成30年までに事業化するかどうかを見極めることを目標に、検討を行っています。

新たな交通システムの導入可能性調査

平成26年度

つくば市は自動車に依存した交通体系になっていることから、運輸部門から排出される温室効果ガスのほとんどが自動車に起因しているといった交通特性やまちづくりにおける交通課題を整理し、輸送力が高く、定時性、速達性に優れた新たな交通システムの導入可能性について検討を行いました。
検討内容としては、関連計画や市内公共交通について整理し、人口分布や交通の状況、施設の立地等を調査し、新たな交通手段の導入可能性が高いエリア(つくば駅を中心に筑波大学周辺から洞峰公園周辺)の検討を行いました。また、新たな交通手段を導入した場合に想定される効果、事業採算性及び温室効果ガス排出量の削減効果について整理しました。

平成27年度

平成26年度の調査に引き続き、詳細な移動実態の把握や導入空間についての調査を行うことにより、新たな交通手段の有効性や課題について詳細な調査検討を行いました。
本年度調査では、昨年度調査を踏まえて、アンケート調査及びそれに基づく需要の試算、道路空間現況調査に基づく導入空間の検討及び概算事業費の算出などを行いました。

低炭素交通導入駅周辺のイメージ

令和2年度

平成26年度、27年度の調査を基に、新たに市域の渋滞箇所を含めて導入エリアを再考し、BRTの導入可否について検証を行いました。

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