上郷高校跡地に関するサウンディング型市場調査の結果

更新日:2023年03月01日

ページID: 7427

つくば市では、平成23年3月に廃校となった上郷高校跡地について、「上郷高校跡地利活用方策検討会」の提言を踏まえ、民間活力導入による跡地の有効活用を検討しています。
検討するにあたって民間事業者の皆様と対話(=サウンディング)することで市場性等を把握するため、サウンディング型市場調査を実施しました。

(注意)サウンディング型市場調査とは
事業発案段階や事業化段階において、事業内容や事業スキーム等に関して、直接の対話により民間事業者の意見や新たな提案の把握等を行うことで、対象事業の検討を進展させるための情報収集を目的とした手法のこと。

1.サウンディング実施状況

12の事業者から活用アイデアが提案され、5日間にわたり対話を行いました。

  • 平成29年3月21,22,28日 つくば市役所本庁舎 8事業者
  • 平成29年3月23,24日 つくば市東京事務所 4事業者

2.活用アイデア(詳細は別紙実施結果一覧を参照)の分類

提案した事業者が自ら主体となって取り組もうとしているかどうかに着目し、「事業者主体型」,「事業支援型」,「その他」の3つに分類しました。

事業者主体型

  • 外国人留学生受け入れ研修・専門学校(2件:農業学校、日本食調理学校)
  • 短期大学
  • 社会人野球チーム練習拠点及び事務所兼倉庫
  • フィットネスクラブ

事業支援型

  • 高齢者福祉施設誘致
  • 他事業者による跡地活用の支援

その他

  • バレーボールクラブチーム等の練習拠点及び食育教室など
  • 校外活動利用
  • スポーツ少年団(バレーボール)練習拠点
  • 無人航空機講習教室
  • 鉄道玩具博物館

3.活用アイデアの分析・課題

事業者主体型

主体性が高いとはいえ、現状はアイデア段階であり、より精度を高めた事業計画を求めていく必要があります。市街化調整区域において実現が難しい内容も含まれており、調整が必要です。

事業支援型

事業支援の申し出であり、別の事業主体者が必要です。

その他

市が整備しなおした施設を利用する事業提案のため、提言書にある「民間活動や資本を誘導する観点を重視する」ものではありません。投資対効果や必要性の観点から検討が必要です。

4.今後について

民間事業者に対して公募を実施するには、現段階ではまだ課題があると考えています。今後も、民間事業者との対話を重ねることで、事業の実現性や持続可能性を高めていきます。

参考

関連するページ

この記事に関するお問い合わせ先

財務部 公共資産利活用推進課
〒305-8555 つくば市研究学園一丁目1番地1
電話:029-883-1111(代表) ファクス:029-868-7641

お問い合わせは専用フォームをご利用ください。